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キングレコード

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発売日:1996-04-24

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LOVE LETTER

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レビュー(Amazon.co.jp)

   神戸に住む渡辺博子は、2年前に山で死んだ恋人の藤井樹に宛てた手紙をポストに投函したが、驚くことにその返事が届けられてきた。その手紙の主は、樹と同姓同名で彼のクラスメートでもあった、女性の藤井樹。やがて博子と樹の文通が始まる。
   俊英、岩井俊二監督の長編映画デビュー作であり、ロマンティックでミステリアスなラブストーリーの秀作である。博子と樹の2役を中山美穂がムーディに好演し、女優としておおいにステップアップした。回想でつづられる樹(柏原崇)と少女時代の樹(酒井美紀)のノスタルジックで淡い恋のやりとりは、劇中の白眉ともいえよう。さまざまなアイテムを効果的に用いた演出、淡い色彩の映像、メロディアスな音楽などのスタッフワークも光る、心洗われる逸品だ。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

自然のなかで芸術を営んできた日本人にしか描けない永遠の名作  (2008-07-14)
生きること、死ぬこと。
生きることってなんだろう?死ぬことってなんだろう?
責任ってなんだろう。あいてのすべてを受け入れる、受けとめられる。
告白されない愛、死のすべてを受けいれる、受けとめる愛。
人はみな、ひとりで死んでゆく。

この映画はたんなる恋愛ドラマを越えて、生と死の領域までふみこんでいると思う。
すばらしい映像表現や音楽がそれを可能にしていて、とくに氷に閉じ込められたトンボのシーン「死んだんだね、パパ」や「彼はあそこのいる!」お山の場面、そして父の葬式の回想に始まり、時をこえて天国からのラブレターが届けられる最後のシーンはまさに圧巻、いや、ドラマは樹が樹の死を、以前の担任教師から知らされるところから始まってたんだっけ。こんな映画なかったと思う。これって「能」の現代版?、「想念」の映画?人はこれほどまでに人を思うことができる。やはりこれは太古の昔から日本人だけが持ち続ける異常な(外国人からみて)感性なのでは。実際「万葉集」や「古今和歌集」を紐解いてみるといくらでもLoveLetterに出会えたりして!?。これに匹敵する映画は小津安二郎の「晩春」くらいかな。歌舞伎なんかでは結構ありそう。でも本当にこんな完全な日本映画みたことない。これって評論家たちのウケはどうだったんだろうね。あたまの固い連中が多いから出演俳優をみて判断しそこなったんじゃないかな。おかげでつまらない・・・旬報第何位とか、日本アカデミー云々といったうさんくさいカタガキが一切ないのもかえって気持ちいいじゃない。そんな次元とっくに超えちゃってるもんね。








ハリウッドかぶれ脱却  (2008-07-01)
欧米の映画にかぶれていたわたくしが
この映画以来日本の映画も現代的でいて
詩的で美しく見られるものもあると
気づき邦画好きになりました。
なにかあたたかい後味になる映画です。

恋愛映画が苦手でも  (2008-06-01)
恋愛映画が苦手でもこの作品はたまりません。

なんてったって、LoveLetterって題名でも、初めっから恋人が死んでる!?って???

とにかく、他の岩井俊二監督作品が苦手でもぜひ見てほしい作品です。

そしてやっぱりこんな感じに愛されたい。

いろんな仕掛けがしてあって、ラストでキューっと胸を締め付けられます。

ちなみに、私は岩井俊二監督作品は大大大好きです。

日本映画の中でも屈指の名作  (2008-03-22)
岩井俊二の卓越した演出力、篠田昇の圧倒的な映像、REMEDIOSによるノスタルジーにあふれた音楽、どこをどう取っても傑作という評価以外つけることができない。ふたりの藤井樹に関わるエピソードが進むにつれて、渡辺博子の心の決着が付いていくストーリーは見事である。図書カードに書かれた「藤井樹」の文字が実は愛情表現であり、それが圧倒的な感動を呼ぶラストシーンにつながっていく様は、何度観ても涙・涙である。中山美穂、酒井美紀の演技力も最上である。もうこれを最初に観たのはレーザーディスクの時代だから10年以上前になるが、いまだに全く古さを感じさせない映像は鳥肌ものだ。この15年では屈指の傑作であるが、日本映画史上においてもトップレベルにある作品と思う(1910年代からの主要な日本映画はけっこうチェックしているつもり)。「花とアリス」を観て岩井俊二に興味を持ったら、ぜひ本作を観てほしい。ハンカチは忘れないように。

人が人を愛することとは  (2008-01-19)
すばらしい映画です。
人が人を愛することとはどういうことか、丁寧に描かれています。
死んでしまったひとを更に愛するには、その人の過去を愛するしかない…
主人公は、そうして死んだ恋人の過去をたどりはじめるのだと思います。
岩井監督は、若くしてこの作品を完成させました。
もしかしたら、恋人を亡くす経験をされたのかもしれない…なんて考えたりします。

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