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シンコ-ミュージック
グループ:Book
ランキング:-
価格:¥ 800
発売日:2008-08-28
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歴代メンバーから見たイングヴェイ像
(2008-09-19)
本誌はニューアルバム発売を控えイングヴェイ特集号という内容です。
主にアルバムの出来についてイングヴェイ自身、新Voとして参加したティム・リッパー・オーウェンズへのアルバム評価&お互いの評価へのインタビュー。
それから歴代のシンガー達へイングヴェイのバンドでどういう境遇だったのか、
或はイングヴェイというミュージシャンをどう考えているかについてのインタビューが掲載されています。
イングヴェイは相変わらずですw
新アルバムはエクストリームな内容に成っているそうです。あらゆる方向にw
やっている事が過去の繰り返しと批判されがちですが、今回はかなり新しいことも試みているようですよ。
ティムはイングヴェイを素晴らしいミュージシャンだと評しています。
「彼には色々と悪い噂もあるし、過去のシンガーが解雇されてきた経緯をどう思うか?」
インタビューアーの質問に対して、「大した問題ではない。俺は全力で唄うだけ」と割り切った考え方をしている様です。
彼はイングヴェイという「ミュージシャン」と「チーム」のやり方を認めており、
「自身もバンドに入ったつもりも無い、彼の元で仕事をするだけだ」とアルバム制作と夏のツアー出演ということだけ考えている様です。
自分のソロプロジェクトの方に全力投球したいから、というのが理由だそうで。
勿論イングヴェイが望めば今後2枚・3枚とアルバムを作っていく可能性は否定しませんでしたが。
歴代シンガーでも異彩とも言える存在感を持つジョー・リン・ターナ。
彼は相変わらず忙しく世界中を飛び回ってショウをこなしている様です。
イングヴェイについて聴かれると「素晴らしいミュージシャンで愛すべき男だが、子供の部分がある」とチクリ。
彼との合作「オデッセイ」については終止「あのアルバムは最高だよ」を連発。
クレジットについての両者の騒動の真実も語られます(一番悪いのはマネージャーか?)
イェンス・ヨハンソンは名盤「ライジング・フォース」がFBIに押収される寸前だったEPを明かしてくれました。個人的には必見の内容ですw
他にも若き日ボロボロのアパートで練習を繰り返していたら、
騒音に耐えかねた住人に呼ばれた警官が銃を構えて玄関に立っていたとかw
引っ越した先でも相変わらず同じ事を繰り返していた等、若き日からこいつ等ムチャクチャだなと笑わせてもらいました(爆笑)
実の姉であるロロはイングヴェイの孤独な少年時代が、確実に彼の音楽を培っていると評します。
インギーが生まれて間もなく両親が離婚、学校にも行かず只管ギターを弾いていた少年時代が描かれています。
「インギーは人と協力することが苦手なの。全て自分で決めたいのよ」
とのコメントでファンなら誰でも知っている事が家族の証言から裏付けられました(笑)
「友達との付き合い方が分からないんだと思う、ギター以外の全てを犠牲にしているから」
「どんなアーティストも自分の得意な分野で頂点に立つ為に他の全てを犠牲にしている」
とのコメントには然もありなんと納得させられました。
ベーシストでイングヴェイの幼なじみであり、現在も訴訟等の問題で対立しているマルセル・ヤコブ。
二人はストックホルムで万引きの常習でありインギーがアメリカに渡ってから万引きが半減、
ヤコブが渡って完全に消滅したとのEPは爆笑させられました(食べ物が多かったらしいです)
彼はイングヴェイの才能を認めつつも、「同じ事の繰り返し」を批判しています。
プロダクションの出来についても不満があった様です(マーチング・アウトのこもり等)
またバンド内での不遇な扱いも袂を分かつ原因だったとか(これはまたもマネージャーが原因)
歴代シンガーの誰に聴いてもマネージャーへの恨みつらみが出来てたのは驚きました。
時代によって変わっており一貫している訳ではないのですが、歴代マネが全員悪いヤツだった様です。
インギー自身もマネージャーに裏切られており、それが彼の人間不信に一層拍車を掛けたのではないかとの声も聴こえます。
本誌の特集はなかなか聴く事の出来ない歴代シンガーの本音を掲載した点、
インギーファンの方には価値ある一冊と言えるのではないでしょうか?
特に初期に行動を共にしたイェンスやマーク・ボールズ、肉親のロロのEPは必見です。
(上には書きませんでしたが、ヴェセーラやマッツ・レビン、ドゥギー・ホワイトやヨラン・エドマンのインタビューもあります。ジェフのみ無し)
兎に角新しい事実が多く掲載されていて、中身の濃い本です(厚さは薄いけど)
インギーファンには是非手に取って頂きたい1冊ですよ〜( '∀` )

