Amazon - shikencho

アイテム詳細


Decca

グループ:Music

ランキング:31636

価格:¥ 1,454

ポイント:14 pt

発売日:2002-06-25

通常24時間以内に発送

このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Music/B00005V1B3/

曲目リスト

1.Aristillus

2.Song Within a Song

3.Chord Change

4.Spirit of the Water

5.Another Night

6.Air Born

7.Lunar Sea

8.Another Night [Single Version][*]

9.Spirit of the Water [#][*][Demo Version]

10.Song Within a Song [*]

11.Lunar Sea [*]

12.Preparation/Dunkirk [#][*]

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

The Snow Goose

Mirage

Breathless

Rain Dances

Camel

レビュー(Amazon.co.jp)

   『Moonmadness』は、前作『Music Inspired by The Snow Goose』(メロディ・メイカー誌が1975年末に行った読者投票で「期待の星ナンバー・ワン」に選ばれたレコード)と並んで、まず間違いなくキャメルの最高傑作と言えるだろう。この作品はいくつかの要素をなめらかに融合させたもので、フルートやリコーダーの音色で鮮やかに彩られたソフト・プログレ(冷ややかに洗練された「Spirit of The Water」に注目)、長く繰り広げられるジャジーな即興演奏、そして――いま風の言い方をすれば――後のエアーのような電子系ムード音楽を予告するかのような、ふんわりとした“チル・アウト”系の楽節が混じり合っている。

   コンセプトに目を向けると、バンド・メンバーがそれぞれの個性を発揮した作品が4曲ある。ピーター・バーデンスとアンディ・ウォードが書いた曲はインスト・ナンバー(バーデンスの「Chord Changes」とウォードの「Lunar Sea」、どちらもジャズ・ロック調)なので、いつもの心理学的な分析からは遠ざかっているが、アンドリュー・ラティマーは心細そうな「Air Born」で自分を空高く舞うグライダーになぞらえているし、ベーシストのダグ・ファーガソン――彼の「Another Night」では、“暗雲(dark clouds)”、“自分が消えていくような気がする(feels like I'm fading)”、“朝を迎えることができない(can't face the morning)”といった歌詞が飛び出す――は、親身な話し相手がほしくてたまらないといった様子を見せている。この「Another Night」がレコード会社の圧力によって短縮ヴァージョンでシングル・リリースせざるを得なくなったとき(こちらのヴァージョンもボーナス・トラックで聴ける)、ファーガソンはさらに落ち込んだのではないだろうか。商業的な路線を避けてきたバンドにとっては心残りな妥協となってしまった。もちろん、当時のキャメルにはきちんとしたヴォーカリストが不在で、より大きな成功など望めるはずもなかった。また、キャメルは――恐竜と同じように――やがてパンクという隕石が大異変をもたらすことを予期していなかった。ともあれ、『Moonmadness』は、いまより無垢(むく)だった時代が生んだ、魅力的で古式ゆたかな音楽なのだ。(Kevin Maidment, Amazon.co.uk)

カスタマーレビュー

幻想的な美  (2008-09-17)
イギリスのプログレバンド、キャメルの4th。1976作
タイトルとジャケの幻想性なら本作が最高だろう。
サウンドの方も、シンセに絡むゆるやかなフルートの音色がとても美しく、
しっとりと聴かせるヴォーカルメロディとともに、月夜を眺めるような感覚になる。
シンフォニックかつスタイリッシュにまとめられた音は、
これ以降のシンフォバンドのお手本とするような部分もあるだろう。
全体的には前2作に比べやや地味だが、このバンドの美しさを味わえる1枚だ。
ボーナストラックにはデモやライブ音源など5曲を収録

オリジナル・メンバーでのラスト作。名曲ルナシーはぜひ聞いてほしい  (2008-05-26)
76年発表の4作目。オリジナル・メンバーによる最後の作品であり、本作をもってベースのダグ・ファーガスンが脱退する。本作はムーグのシンセが全編で大活躍しており、あの暖かみのある不器用な音色を楽しむには最適だと思う。またオルガンのプレイは特筆ものであり、エレピのプレイなどを含めて鍵盤関係は特に聞き応えがあると思う。作品としては地味なポジションになりそうだが、彼ららしい高水準の楽曲が揃っている。
1.の現代音楽的な響きを持ったシンセを中心としたインストは聞き物。キャメルらしいトーンは保ってはいるものの、かなりエキセンントリックで刺激的なサウンドを出している。2.ではメランコリックな演奏にアンドリューの美しいフルートが絡み、直後に物憂気なヴォーカルが登場するキャメルらしい佳曲。この流れはなかなか素晴しい。3.はムーグとハモるギターの音色が美しいインスト曲。キャメルらしいフュージョンっぽい曲であり、この曲のオルガンのソロはキャメルのオルガン・プレイの中でも一、二位を争う出来だと思う。5.は哀感溢れるアンディのヴォーカルが素晴しい曲。プログレを強く意識した複雑な展開はこの時期のキャメルならでは。やはりピーターのオルガンが光っている。6.はピアノをバックに演奏されるフルートによるイントロが素晴しい。ちょっぴり演歌っぽいメロディと変則的なリズムはクリムゾンのファンなら直撃級。ソリーナ?っぽいストリング・マシンの音色も感動的。7.はスティーヴ・ハケットならば「スペクトラル・モーニング」的位置にあるキャメルのインスト曲の代表作の一つ。アンドリューの素晴しいギター・ソロが満喫出来る名曲である。

冬に聴くべき音楽  (2008-04-25)
「冬の夜、'"Moonmadness/Camel"を聴くことは異常な体験だ」。これは学生時代、友人宛に書いた手紙のマニフェストの常套句だった。Camelといえば「The Snow Goose」ばかりが激賛され、次いで出たこの作品の評価はあまり高くない。が、私は、この作品こそがCamel の真骨頂だと思っている。特にラストの「Luna Sea」は彼らの最高作と信じていて、ピーター・バーデンスが演奏するシンセサイザーの冷たい音が月の荒涼感を見事に表現している。冬の夜、照明を落とした暖かい部屋で、紅茶など啜りながら聴くべし。隣に愛する人がいれば言うこと無し。6曲目の「Air born(ゆるやかな飛行)」をこよなく愛した女性を私は知っている。惠子・・・・

「The Snow Goose」と並ぶ名盤。  (2007-06-26)
名作コンセプトアルバム「The Snow Goose」でその地位を不動のものとした彼らが余裕を持って制作した4thアルバム。「Mirage」のような荒々しさに前作のような滑らかな感覚でかぶせた本作はファンの間からも人気が高く、前作と共に最高傑作と呼べる作品だ。
名曲揃いの本作であるが、その中でも特筆すべきは最終曲「Lunar Sea」。7拍子の疾走が印象的で、本当に月面の湖の上を飛んでいるかのような感覚を味わうことができる。ドラマーのワードが作曲していて、彼のセンスをうかがわせる。
プログレファンは勿論のこと、70年代のロックファンは是非とも聴いてほしい一枚だ。

間違いなくキャメル最高のアルバム  (2004-12-07)
キャメルの・・・。と云うよりアルバムとしての完成度では秀逸である。個人的には6曲目の"Air Born"が最高に気に入っているが、邦題は「ゆるやかな飛行」で、珍しく?ピッタリはまってくる。全体を通してファンタジックでムディーなトーンで覆われており、女性が聞いてもかなりしっくりくるのではないだろうか。アナログレコードに入っていなかった?8曲目以降のボーナストラックもファンならば喜ばれる。ただ1点残念なのは、CD化されたことによってか、低域と中高域のバランスが狂ったようで、アナログ盤にみられた包み込まれるような、やわらかく芳醇な低域がスポイルされてしまったことだ。全体的にレンジが狭くなった感じで時代に逆行する思いだ。キャメルを分からない人間がCD化したのかは知る由も無いがこういった手抜きのCD化は非常に残念だ。

Special Menu

Category Menu