アイテム詳細
集英社
グループ:Book
ランキング:138406
価格:¥ 735
発売日:2002-10
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超ブルーノート入門完結編―4000番台の至福 (集英社新書)
カスタマーレビュー ![]()
面白い!
(2006-03-16)
中山康樹さんの「超ジャズ入門」より、こちらのほうが面白かったです。
一時期ブルーノートに凝っていた時期があって(今でも好きですが)そのときにこの本を見つけました。
1500番台を一つのつながったストーリー(音楽)と考える面白さ。
コンピレーションアルバム(同題)も面白かったです。
ジャズ初心者というよりは、少しでもブルーノートをかじっているほうが面白く読めます。
他の聴いていない1500番台を聴きたくなる作品でした。
中山康樹・節、絶好調!
(2005-08-16)
▲著者は「私はジャズが好きなのではなく
マイルスが好きなのだ」と書いていたが、私
は「ジャズが好きなのではなく中山康樹が
紹介するマイルスが好きなのだ」という風に
いつの間にかなってしまった。それだけ彼
の文章には麻薬性がある。
名盤が生まれることの必然
(2005-05-07)
JAZZは即興の芸術とよく言われる。アーティストの個性がぶつかりあい、その場、その時でないとありえない、1回限りの演奏を生み出すもの。本来、そんなJAZZの名演をレコードに納めるということはよほどの運がないとうまくいかないはずのもの。
そうした中、数々の名盤を生み出した「ブルーノート」レーベルのプロデューサー アルフレッド・ライオンが行ったのは、偶然を必然に変えることであった。アーティストの資質、相性を見抜き、個性を尊重しつつ、綿密に練られたシナリオに沿って「出会い」を演出することで名演奏を生産する。
レコード1枚について見開き2ページ。どんな人気盤も隠れたマイナー盤も関係なく、同じように解説を加えていく。その中で僕たちは、名プロデューサー・ライオンの軌跡をたどりながら、なぜブルーノートでかくも多くの名盤が生まれたのか、という秘密に迫ることとなる。本書を読んで、改めて紹介されている作品を聴き直してみよう。必ず新しい発見があるはずだ。
偉大なプロデューサ
(2005-04-22)
ブルーノートレーベルの1500番台の98枚について,それぞれにまつわるエピソードを紹介しています.
ブルーノートはひとつのレーベルであることに違いはないのですが,単なるジャズレコードの集合体ではなく,偉大なプロデューサであるアルフレッド・ライオンによって創造されたひとつの哲学と言ってもよいでしょう.それぞれの演奏者はあくまでもプレイヤーであり,レコードあるいはレーベルを作るのはプロデューサの仕事であるということがよく分かります.
それぞれのレコードに収録されている曲がどんな感じで,聞き所はどこかというようなことを期待していると若干期待はずれに終わるかもしれませんが,ブルーノートとは何ぞやという向きにはお勧めです.
一枚のブルーノートのアルバムには、ひとつの物語がある。
(2004-09-11)
本書は、かつてスイングジャーナル誌の編集長であった著者が愛するジャズ・レーベル「ブルーノート」の初期の作品であるレコード番号1500番台の3つの欠番をのぞいたすべてが紹介されている。
ブルーノートレーベルが設立された経緯に始まり、一つ一つのアルバムが2ページのひと見開きに簡潔に紹介されている。
それはただのレコード評だけではなく、そのレコーディングの裏にあるミュージシャンたちの物語も語られており、それぞれのアルバムを聞く際に深みを与えてくれる。
キャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」のページでマイルス・デイビスの話を読んだり、ジョン・コルトレーンの「ブルー・トレイン」の裏話などを読むと、今までとは全く違ったように聞こえてくるから不思議だ。
本書を読み進むと、ブルーノートがなぜ他のジャズ・レーベルと際立った個性を持っていたのか、そしてそれらが初代オーナー・アルフレッド・ライオンのジャズに対するこだわりだけでなく、フランシス・ウルフの経営面でのバックアップやジャケット写真、レコーディング・エンジニアのルディ・バン・ゲルダーの録音へのこだわり、リード・マイルスのモノクローム写真とタイポグラフィを駆使したデザインなどがハーモニーとなって、同レーベルの創造性を支えていたことが理解できる。
読んで楽しく、CDを聴いてさらに納得の一冊です。

