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Writers Club Pr
グループ:Book
ランキング:1042076
価格:¥ 1,205
発売日:2002-02
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カスタマーレビュー ![]()
マシスンのファンには興味深い本だが、いかんせん欠陥商品である
(2003-10-09)
フジテレビ「世にも不思議な物語」の原型となった「トワイライト・ゾーン」、スピルバーグが世に出るきっかけとなったテレビ映画「激突!」、カルト的人気を今も誇る「ヘルハウス」、幻想的な恋愛譚「ある日どこかで」…。こうした作品の原作者リチャード・マシスンの評伝です。
マシスンは幻想小説家やSF作家の人名録に比較的長めの記述がある作家ですので、彼の解説を見つけるのは難しいことではありません。しかしこの本のようにそれぞれの作品の生まれたきっかけなどについてまでまとめて書かれたものは寡聞にして知りません。「激突!」に関しては、ケネディ暗殺の報に接してショックのあまりゴルフ・コンペを早めに切り上げたマシスン一行が帰路にトラックに付け回されたのがきっかけだったというのを初めて知りました。
マシスンのファンにはなかなか興味深い本です。
この本の英語はかなり平易な部類なのでペーパーバック初心者でも問題なく読めると思います。しかしその分、著者の表現には深みがないということも言えると思います。マシスンをはじめその友人や関係者、家族への取材も通り一遍で、この程度の本はマシスンという「強いネタ」を得れば誰でも書けるというレベルです。高校英語のサイドリーダーを読んでいるような錯覚に陥りました。
そして残念ながら全編に渡って誤字脱字の類いが多すぎます。meがneとなっていたり、heがweと入れ替わっていたり、どうしてこんな?と目まいがするほどです。また引用符の打ち方が不適切なため、取材相手が語っている内容を直接話法で書いているのかそれとも著者が自らの考えを綴っているのかが判然としない箇所がいくつも見られます。
この本を手にするのは私のようにマシスン・マニアで彼の評伝を待っていた人に限られるでしょうが、それだけに一層、これほどプロ意識の低い本には落胆と強い憤りを感じる人が多いと思います。

