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Grafton
グループ:Book
ランキング:738611
価格:¥ 467
発売日:1972-11-30
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カスタマーレビュー ![]()
人生の瞬間(とき)が、そのまま流れていく
(2005-06-11)
Kerouacという作家は、何かを「書いている」のではなく「タイプライター」を打っているだけだ、と酷評されたこともあるくらいだから、確かに書き流しているようにみえる。しかし、それは、彼が人生を「そのまま写し取ろう」としたからに他ならない。文章を推敲している間にも、物語を構築している間にも、貴重な時間は過ぎていってしまう。人生は貴重だから、政治や時事問題などに「逃避」している暇もない。子供のような好奇心で目の前の事象を、自分に本当に興味あるものだけを、魂の出会いを写し取っていたい。
星5つ付けて薦める理由は2つある。①Dharma Bumsは、Kerouacの作品の中では1番読みやすい。②日本でも修行したことのあるアメリカのエコロジー詩人で禅の大家でもあるGary Snyderとの交流を描いた作品として興味深い。Snyder(小説の中ではJaphy)が出てくるため、格言めいた文章も目立つ。曰く、「山頂にたどり着いたなら、登り続けよ。」(When you get to the top of a mountain,keep climbing.) 「心地よいベッドで不自由に寝るよりは、落ち着かない寝床でも自由に寝れる方がいい。」(Better to sleep in an uncomfortable bed free, than sleep in a comfortable bed unfree.) また、政府は全人類の食料のためにもっとお金を使え、といったようなLive Aidばりの発言もある。いずれにせよ、中学生に書けるようなものではない。いや、中学生ばりの作品といわれたら、Kerouacはむしろ喜ぶかもしれない。
The Very Earthy...
(2003-02-23)
1955年9月のロサンゼルス。「わたし」は一人の浮浪者に会い、ワインを買ってくる間、荷物を見ててもられるかと尋ねる。すると浮浪者が「Sure thing」と答えたので「わたし」はワインを買いに行く…。元々1958年に出た本書は所謂カルト本の1つだということですが、実際問題として本書ほど下らない英語本を探すのは本当に難しいほどの駄作です。本書の中身とは言えば、要するに「わたし」が誰に会ったとか会わないだとか、会った人間は詩人なのに非詩人以上に詩人に見えないだとか、「わたし」が何を食べたとか食べないかといった文字通りどうでもいいような日常生活の断片ばかりが日本の中学3年生レベルの粗野な英語で無秩序にダラダラと記されているだけなのです。

