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アイテム詳細

Lawrence M. Tierney
Mark C., M.D. Henderson

Lange

グループ:Book

ランキング:13066

価格:¥ 5,534

発売日:2005-01

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カスタマーレビュー

なかなか使えるかも  (2005-09-18)
 臨床家にとって、病歴・身体所見を適切にとることが如何に大切か、最近とみに痛感する毎日です。でも、経験が増すにつれ(そして「専門家」と言われるにつれ)、それらが疎かになってしまっているのも事実。しかも学生・研修医にそれらを伝えられる指導者のなんと少ないことか。
 この本は病歴聴取のみに重点を置き、数十に及ぶ『主訴』ごとに、語の定義から始まり聴取すべきポイントや想起すべき鑑別診断・その頻度、診断アルゴリズムに至るまで、比較的平易な英語で書かれています(“Evidence-based”と銘打つほど病歴に関する感度・特異度・尤度比が記載されているわけではないけど…)。類書はいくつもありますが、この本に特徴的なのは、巻頭にinterviewの進め方、最終章にpresentationを行なう際の注意点が載っているところでしょうか。最近よく言われているnarrative-based medicineの要素を、あまり大上段に構えることなくごく自然に取り入れて記載されている点も特筆すべきポイントと思います(NBMという言葉自体は一度も出てこないくらい)。
 身体診察に関してはほとんど書かれていないため、この本だけを勉強すれば充分とは思いませんが、一般内科診療でカギとなる病歴について、概ね及第点と考えられる記載がなされている本はあまりないことを考えると、それぞれの『主訴』を有する外来・入院患者さんを担当する前にざっとひと通り目を通してから臨む、という使い方が一番適しているのではないでしょうか。

<追記>ちなみに、2006年9月に日経BP社から邦訳が出たみたいです(『聞く技術』という書名)。

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