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村上 悟

中経出版

グループ:Book

ランキング:3125

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2008-10-01

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思考のボトルネックを解除しよう!

カスタマーレビュー

論理的思考のスキルとテクニックを身につけ、使いこなしたい人向け  (2008-10-06)
TOC思考プロセスの本としては、8月に出版された岸良裕司氏の『全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!』に続いての本となります。
TOCの分野でこれほど短期間に同じテーマの本が出ることは珍しいのですが、ネタ元が同じ(E.ゴールドラット博士)なだけに、本質的な相違はありません。

とはいえそれぞれの本は方向性が若干異なっており、「どちらが優れているか?」ということではありません。
岸良氏の本が、「企業における部門・組織の問題解決のフレームワーク」や「実際の現場にTOCの手法を落とし込む際のテクニック」をまとめているのに対し、本書では身近なテーマ(例:脱メタボ!)を取り上げ、

「個人が思考プロセスのスキルを身につける」

ことにより特化しています。

特に本書は、岸良氏の著書ではなぜか取り上げられなかった肝心要の「クラウド(対立する雲)の作り方」についてもきちんと解説されており、TOCにより忠実な内容となっています。

普段の生活で思考プロセスを使うというのは「?」なところもありますが、例えば普段のニュースをネタに「クラウドを素早く作ることを練習」すると、プレゼンテーションや交渉・折衝事に結構役立ったりするのでオススメします。

また、TOCの教育分野の世界的な取り組みも少し取り上げられており、これをみると日本では「論理的思考」の教育が大きく出遅れている(特に小・中学校)ことが垣間見えます。

次作以降はこの教育分野での著書を期待したいと思います。

「思考プロセス」の分かりやすい本  (2008-10-03)
TOCの中でも群を抜いて?分かりにくい「思考プロセス」の、易しい解説本が久しぶりに出ました!
私は前に「思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!―会社のダメなところがわかる“TOC思考プロセス” 」を読みました。
悪くはないのですが、例題が会社の問題ではないのでとても分かりにくいのが欠点でした。
(実は私は「ザ・ゴール2」を読んだとき、全く理解出来ずにつまらない本と思っていました...)

前作「儲かる会社のモノづくり マーケティング 売るしくみ」では思考プロセスを用いた具体論を語ってくれました。
本作では思考プロセス自体に突っ込んだ内容となっています。
たかがオールカラー、されどオールカラー。
オールカラーの効果って確かにあると思います。読みやすいです。

色んな方が思考プロセスについて書いてはくれていますが、やっと正統派な解説本が出てきました。
会社生活にありがちな例題を一つ取り上げ、ゆっくりと解説してくれているので分かりやすいと思います。
読むだけでジョナになれる訳でもないので、やはり自分で実際に使ってみないと身につかないのでしょうね。

思考プロセスは万能ではないし(結局は自分で解かないといけない)、極めて常識的です。
でも、難しい... 複雑な現代社会の副産物でしょうか?
私は、思考プロセスはライプニッツの探し求めていた論理学の、究極形の一つだと思っています。
パズルは記号論理学で解けますが、人間が絡むとジレンマが出てきて記号論理で表すことすら難しくなります。
パラドックスも最近は論理学で扱える?ようですから、更に思考プロセスが機械的に使える形に進化していくのを望んでいます。

ライプニッツの主張の一つは「議論を、黒板を使って計算で進め合う」こと。
議論が始まったらお互いに黒板の前に立ち、論理で「計算」し、そして互いに納得する。
この道具は、まさに思考プロセスです。

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