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山崎 康司

ダイヤモンド社

グループ:Book

ランキング:221871

価格:¥ 2,100

ポイント:21 pt

発売日:2008-01-19

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カスタマーレビュー

コーポレートガバナンス  (2008-11-08)
30分
コーポレートガバナンスについての本。
難しい話もあるからかなり飛ばし読みでしたが。

HPのカーリーフィオリーナに関するところが多かった。
ブッシュの20倍の給料を貰っていると言われ、驚異的な能力を持っているが日常業務のすべてを自分でやろうとすべきでない。彼女はとても現場主義でそれが物事を遅らせている。

こんな言葉で紹介されているのが印象的だった。

カーリーだけの話で、深く書いて、この件に関しての著者なりの結論を出して欲しかったが大企業のガバナンスはこれからも変化していくだろう。むしろ今が変換期だろう的な感じで〆ている。

大きな経済の流れに関する話が面白かった。
・作れば売れる時代
企業>消費者の力関係

・消費者に向かってものを作る時代。物言う消費者登場。
企業=<消費者

・政府の規制緩和や民営化の流れ。より消費者の流れを汲めるようになる。また民間へ巨額の仕事が流れる。

・富裕層が増え、投資家が増える。物言う株主登場。
株主の方向を見るように

・CEO独裁体制から社外取締役が物を言うようになる。物言う社外役員登場。

そして・・・金融破たんで少しまた構図が変化し始めそう。

その辺楽しみだ。

オレが生きてる間に2つ3つくらいの大きな流れはあるだろうな。
その辺は興味深い。

米国における企業ガバナンスの最新事情とその歴史を併せて俯瞰できる本  (2008-04-04)
米国における近年のコーポレート・ガバナンスの潮流ともいえる経営者主権から株主主権への、またCEOから取締役会への権力シフトの歴史と現状を、3社の実例(HP、AIG、ボーイング)を主軸に、豊富なエピソードを交えながら描いた一書。同時に、本イシューに関する日米間の異同についても考えさせられる。(例えば、この本を読むと、確かに米国には日本のような「株式」の持ち合い関係はなかったかもしれないが、「CEO」の持ち合い関係という別種の「持ち合い」関係が存在していたことがよく分かる。同書47頁。)また、本書の価値はそれだけにとどまらず、アメリカ資本主義の勃興期以来の企業統治に関する歴史がコンパクトにまとめられており、大変参考になる。即ち、アクティビストやジャンク・ボンドを武器にして企業をころがす乗っ取り屋の登場、その対抗勢力としての年金ファンドやNGOの成長、エンロン事件等を契機に制定されたSOX法などなど。(私には、同法は一種の「禁酒法」のようにも見えた。)なお、筆者は主要登場人物の一人である元HP社会長兼CEOであるカーリー・フィオリーナが著した『Tough Choices』(邦訳『私はこうして受付からCEOになった』、ダイヤモンド社刊)を読んで本書を書いていることは明らか(158頁)。読み比べてみるのも一興か。

ガバナンスの必要性を実感できました  (2008-03-28)
ビジネスマンなら誰もが羨むカリスマ経営者。その解任劇の裏側を書いた本書は、経営者に対する世間の厳しい目や責任が強まる取締役等がリアルに書かれていて、興味深かったです。

SOX等のガバナンスの重要性が近年話題になっていますが、それらの解説書を読むよりも本書の方がガバナンス強化の必要性を実感することができ、楽しくかつ勉強になる本だと思います。

「コーポレートガバナンス」を肌で感じる書  (2008-03-08)
ハゲタカファンド、敵対的買収云々と空想するよりも、現実に生じていることを詳らかにする方が、より説得的に現実を語る…そんな良書です。例えば、もの言う株主のもと、取締役会はどこまでその姿を変えていくのか。そういった点を観察でき、興味深いです。

名著  (2008-03-06)
CEOがつく本は、アメリカの経営方法をだらだら自慢して述べたものが多いが、これは違う。著名なCEOが取締役会の牽制を受けるにいたった事情や背景の考察をしており、日本に示唆するものも大きい。

アメリカは日本に10−20年さきがけて敵対的買収が実行され、ただ、それが成功・固定すると同時に、再編を経営の道具とするCEOを輩出した。経済パラダイムもあり、一時はこれらのCEOは周知のようにもてはやされるが、エンロン事件を契機に、株主の送り込む取締役会の牽制を受けるようになった(株主のCEOコントロールはこれ以前もいろいろな形であったが、取締役会による形が重要化しつつある。そのほかスピッツアー司法長官のようなポピュリストによる攻撃についても本書は述べる。日本ならさしずめ検察やマスコミによるニューエコノミー叩きか。本著が明確に述べていることではないが、再編により不利益を受けた多数の恨みが背景にあることを感じる)。

このような、いわば振り子のゆれもどし、よりよい制度の模索の状況を、じつにすんなり解き明かしている。名著だと思う。フィオリーナ「わたしはこうして受付からCEOになった」等、典型的な経営者側の好著と読みあわすとよいと思う。

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