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ポニーキャニオン

グループ:DVD

ランキング:162

価格:¥ 2,953

発売日:2008-09-17

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http://www.shikencho.com/shop/asin/DVD/B001CJ0UXA/

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カスタマーレビュー

現実のメタファー。  (2008-08-26)
キングが好んでよく描く現実社会のメタファー。怪物に象徴されるもの。霧に象徴されるもの。そして霧が晴れた向うに待っているもの。希望だけは失ってはいけない。絶望こそが最大の怪物なのだ。よくできた大人のための寓話のような映画でした。すばらしかった。辛口だが教えられるテーマも大切な映画でした。若い人必見。

スーパーマーケットでの出来事  (2008-08-25)
故あってスーパーマーケットに来ていた客達が霧に包囲されて立ち往生します。外に出れないのです。なぜならその霧はとても恐ろしいものだからです。外に出てしまうと大変なことになってしまうからです。
皆、閉じ込められて居るから映画のほとんどの舞台ははスーパーマーケットの中です。音楽も殆どないです。あまり知った顔の俳優さんも居ません。
でもお話はどんどんとんでもないことになってきて、どんどん怖いことになってきます。
サバイバル物として観ても十分面白いリアルさがありますが、「衝撃のラスト・・・」までついてくるんだからエンターテイメントとしてはずれなはずはないでしょ。
この手の物は何も語れないのがつらいんですよね。
コレだけでは何にもわからないでしょ。とりあえず観るしかないでしょ。面白いよ。

万人受けではない…  (2008-08-22)
何の予習も無しにポスターの印象(感動作品かと。)だけでフラりと観てしまいました。(以下キャッチコピーはうろ覚えですが)「この子を守り抜く」「ショーシャンクの空に 以来の爽快感」…一体どぅいぅところが?????凡人には理解不能です。
「最後の15分」を待たずに、耐えきれず退席しました。続いて退席した人もたくさんいたよぅです。結末は、最後まで観ていた彼氏に聞きましたが…。最後まで観なくて本当によかったです。あまりにも酷い・納得できない結末に、彼氏は凹んでました。
普通の女の子、ハッピーエンドが好きな人は、観ない方がいいと思います。

ハートウォーミングな物語かと思うと...。  (2008-08-13)
ホームセンターのような巨大な雑貨店が深い霧につつまれる様子は大迫力ですし、音楽の使い方もうまく、後半にいくに従って、目立たないがかなりの効果をあげている。怪物の造形自体も怖いですが、それより何より一番怖いのは「人間」。怪物に襲撃されてパニックに陥り、極限状態まで行った人間の心理や葛藤や精神状態の変化や行動をしっかり描写します。
人は有り得ない物事に出会うと、まず否定して素直に受け入れられない。時に相手にバカにされたと逆ギレする。そしてその事象が紛れもない事実なのだと受け入れざるを得なくなった時、人はどういう行動に出るのか...。さらに、「集団心理」も働きます。問題を積極的に打開しようと行動案を出す者、ただただ恐怖に慄いてなす術もなく震える者、そして宗教論・終末論にすがる者...。
 
小さい町だから住民同士はみな知り合いなのに、徐々にギスギスした雰囲気となって勢力が二分し、一触即発の状態になってしまう。これは本当に怖い。
状況は悪化の一途を辿り、怪獣によるパニックシーンも人間ドラマシーンもどんどん強烈になります。そして、『絶望』は深まるばかり...。

原作と結末が違うそうで、本作の公式サイトを見ると「映画史上かつてない、震撼のラスト15分」等と、物凄い煽り文句が謳われています。こういうものは大抵過剰広告なんですが、本作は宣伝に偽りありません。インパクトの意味だけでなく、『希望』というテーマがはっきりしたという点で優れたものでした。(ラストで、あのオバサン親子がチラッと登場することでもわかります。)
はっきり言うけど、後味悪い話です。でも、このラストでこの映画は『秀作』から『傑作』になった。

キング小説の“恐怖の本質”を見事に映像化した作品  (2008-07-20)
これはまぎれもなくキングの“クリーチャー系ホラー小説”の映画化の最高傑作。
そして、キングのホラー小説の“雰囲気”や“本質”を忠実に再現したと個人的には思っている、
TV版「死霊伝説」、「ナイト・フライヤー」よりも、さらに“キング小説の恐怖の本質”を掘り下げ、見事に映像化した作品。

「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」という非ホラー系傑作を生み出したダラボン監督、
原作本と異なる結末をキングに納得させて、ホラー映画でもこんなにすごい実力を出すとは・・・。
しかし、本物のキングファンである彼の作り出したこの結末が、
本国アメリカでは賛否両論となったせいか興行的にはあまり成功したと言えないのは、
個人的にはとても残念(R指定とはいえども)。

俳優陣、目立つのはアカデミー受賞女優のマーシャ・ゲイ・ハーデン、狂信的な宗教信者カーマディーを熱演。
最初は誰からも相手にされないが、次第に狂気の度合いを強めていく演技そのものがホラー。
また、カーマディーに起きるある出来事がきっかけとなり、次第に彼女を預言者とあがめるようになり、
その終末論に洗脳されていく人々の表情や行動は、まるでゾンビ。
主役のトーマス・ジェーンとネイサン・ギャンブル(「バベル」でブラビの子役)の父子の描き方は自然だし、
「X-ファイル」ファンにはコバルビアス役でお馴染みのローリー・ホールデンが絡んだ“擬似家族”がストーリーのコアになる、
ここにもキング作品らしさが。

撮影は、即興的なドキュメンタリー風ショットと、計算されたアングルショットが巧みに編集され、
不安から混乱に変貌していくスーパー店内の様子を巧みに描くことに成功している。
肝心のクリーチャーだが、CGと造形物との抜群の融合技術で、“大小様々な”連中の質感はとても高く、
本当に不気味でゾッとすること請け合い。
最近のホラー映画では、こういう“creep”な恐怖描写がめっきり少なくなっただけに、どこか懐かしさも。

映画が終わってから、恐怖とは何なのかをつくづく考えさせられる、そんな作品。
そして、これこそがキングが「キャリー」以来ずっと読者に問いかけ続けていることなのだ。

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