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角川エンタテインメント

グループ:DVD

ランキング:749

価格:¥ 3,416

発売日:2008-09-12

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カスタマーレビュー

アジアンティストなハリウッドロマンス映画  (2008-09-29)
何の予備知識もなく観た。
バリバリのハリウッド映画なのに何故か繊細な心理描写に東洋風の雰囲気を感じる。
女性の心理描写が見事であり、逆に男性は女性視点からの男性像とも思える。
第一、ジェレミーみたいに格好良く、性格も良く世話好きな男なら次から次へと言い寄られるだろうに‥。
イケメンはひたすら格好良く品行方正。いけ好かない男は態度や風体までダサイ。
男女の恋愛感情には、ハリウッド映画にはない粘着性(繊細性?)があり日本人には理解しやすい。

アメリカ人でも日本人でも人間の心は世界共通ということか‥

と思いきや本作の監督は「恋する惑星」や「ブエノスアイレス」などの作品で有名な王家衛(おうかえい)ウォン・カーウァイ監督であった。

何も知らずに観るとこうした驚きが面白い。

またスー・リン役をレイチェル・ワイズが演じていたが、個人的に彼女のファンでありながらスーがレイチェルだとは鑑賞中は全く気がつかなかった。

言われて見返せば確かにレイチェルなのだが、演技が素晴らしすぎて全くの別人に見える。

ストーリーとしては軽めの恋愛映画として別のどうということはないが、スタッフとキャストの力量に驚かされる作品である。

西洋と東洋が合体した見事な恋愛映画であった。

良くも悪くも淡々  (2008-09-18)
話題は映画初主演となるノラ・ジョーンズでしょう。
特に彼女のファンでもない私は正直可も不可もなく、でも卒なく演じてらっしゃいます。
彼女のファンの方には堪らないと思いますが...。

ストーリーは特にどーってことはないですね 汗
恋愛物というよりは、どこにでもいそうで平凡とも思えるエリザベスが、
訳ありの女性と出会うことがメーンなような気がします。
ただ、ラストのジュード・ロウとの濃厚なキスシーンはドキっとさせられました。
ナタリー・ポートマンは観たこともないキャラでなかなか冒険してると思いました。

やっぱり彼の色  (2008-08-23)
ウォン・カーウェイが撮ると
ニューヨークも香港っぽくみえちゃう。
状況は違えど、表現されていることは、よくあることだとおもう。
失恋をして、自分を変えたくて、環境を変えてみる
寂しくて、人に頼っちゃう
いざ失ってみると寂しい
失った恋をひきずっちゃう

どれも、その心情には頷けることがあって
でも、自分ならここで、こうしないなって思うことを
ベスがやってくれていて、
最後ほんわかハッピーエンドで心あったまります。

初アメリカ映画でもカーワイ印  (2008-06-25)
撮影は長年のコンビであるクリストファー・ドイルではないようですが、ネオンやカフェバーの店内といった場面の色調が、スタイリッシュというかカーワイ監督らしい。
ところどころで入る、どこか淋しい荒涼とした大地の風景や、空の遠景映像。店での乱闘シーンを監視カメラの目で撮るとか、アップ画面の多用、テロップ使用もカーウァイ印ですね。(笑)

使われる音楽も、ノラ・ジョーンズ自身の「ザ・ストーリー」は当然ながら、ライ・クーダーの曲が沁みるように使われていたし、「花様年華」で使った「夢二のテーマ」がハーモニカ・ヴァージョンで本作でも使われていました。また、エンドタイトル曲のキャット・パワーの「ザ・グレイテスト」もとても印象的でした。
ところで、このキャット・パワーって、ショーン・マーシャルという女性シンガーソングライターの芸名で、ラストでジュード・ロウの元恋人役で登場したのがショーン・マーシャル本人とのことです!!

ふたりが数日だけ知り合った冒頭部分から、1年後に再び会ってお互いを本当に好きになるには時間が必要だったということなのかな。チラシやポスターになっている、あの不自然な位置でのキスシーンが、やっぱりとっても印象的だしカッコイイ。

さて、どうでもいいことですが、彼女の名前はエリザベスなのだけど、行く先々の職場(ダイナーやバー)で付けている名札が、リズ、ベス、ベティ、と違うんですね。どれもElizabethの愛称なんですが、これはわざと変えていたのかな。

主人公が出会う脇役達が醸し出す切ない情感が素晴らしい  (2008-06-06)
映画初出演のノラ・ジョーンズが演じる失恋した主人公が、ジュード・ロウ演じるジェレミーと彼がきりもりするNYのカフェで出会い、愛の予感を感じながらも、自分を見つめる放浪の旅に出て、メンフィスとラスベガスで働き、約1年後にジェレミーの元に返ってくるというストーリー。主人公が出会う脇役達、特にそのセリフ、醸し出す切ない情感が素晴らしい。客から預かった鍵を捨てられないジェレミー。メンフィスでは逃げた妻を忘れられない酒びたりの警官と彼から離れたかったがいざ絆が切れると心の痛みをさらけ出す妻と出会い、ラスベガスでは他人を信用しない主義の女性ギャンブラーと出会い、別れる。実は何れも人との絆を求める人たちで、彼らが発する自然な感情の高まりと静かに主人公がそれを受けとめる様が胸をうつ。ウォン・カーウァイらしい色彩感覚の映像センスも健在だが、本作ではこの人と人のつながりを考えさせるストーリー展開に妙があり、心に残るセリフが散りばめられている。ロード・ムービー的な場面はギャンブラーとの車での旅と別れ。アメリカ西部の広大さを感じさせて素敵だ。こういう個性的な人たちと巡りあって一回り大きく成長して旅を終えるが、それはノラの女優としての成長に重なり合う。いい映画だ。ライ・クーダーと監督が選んだ曲の数々も魅力的。今年これまでに観たアメリカ映画では一番印象に残った作品である。

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