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ジャストシステム
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発売日:2004-06
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カスタマーレビュー ![]()
情報教育に携わる人は必読
(2006-07-18)
この高度情報化社会の現代、学校教育においても「情報教育」の必要性が声高に論じられている。
「情報教育」とは何か?
文字通り「情報」に関する「教育」である。
しかし、これまではコンピュータを使い方を教えたり、ワードなどで文章などを作ったり、インターネットで調べたり、メールを送ったり、「情報機器」に関する「教育」を「情報教育」として行ってきた感がある。
本書でも情報機器の操作についての教育を否定してはいない。
それ以上に重要な教育を提唱している。それが「メディアとのつきあい方学習」である。
広く様々なメディアの特性を知り、使い分ける。メディアが生活に与える影響を知る。メディア社会の安全なつきあい方を学習する。
これこそがこれからの社会を生きていくうえで必要なことである。
このような「情報の使い方」といった観点は高等学校の教科情報ではわりと早い段階から打ち出されていたが、本書では小学校に特に焦点を当てているところが特長とも言える。
知識・技能よりも心構えといった要素が強いメディアとのつきあい方学習はより早い段階から、その段階に応じた指導をしていく方がより効果的であろう。
メディアのつきあい方学習の今後の発展と伝播を強く期待するものである。
もやもやを吹き飛ばす力を感じる
(2004-08-31)
学校現場では次から次からもやもやが生じる。
研究や行事について「共通理解」というスタンスで日常的に論議が行われているが、提案の根拠や意図が鮮明でない話が多い。
教育の話はあれもこれも大事という話が多く、重点が何なのか私には飲み込めない。
そして飲み込めないのは私だけではないようだ。
話が平行線になったり、曖昧になって行き詰まってしまったりする大きな原因とその解決のヒントが本書の中にあった。
それは「全体」と「一部」の話の部分である。
なるほどと思った。
「全体」を伝えるのは所詮無理なこと。
全体の重要さを見据えて、ある意図や熱意で「一部」を切り取り、編集するのがメディアのたしなみ方。
効果的に誰かにくっきりと伝えることの美意識と毒。
10年来のもやもやが吹き飛んだ。
痛快。
長い訳の分からない話は丁寧に切り取ってないだけなのである。
全体をながながと伝えようとするのではなく、効果的な「一部」から全体をイメージさせていく手法が教育界の常識になっていないのはなぜなのか?
本書は子どもにメディアとのつきあい方を実践的に進めていく素敵な手引き書であると思う。
そしてその前に教師集団で読み合わせて、「教師のメディアとのつきあい方」を考えていくために最適な書だと思う。
今もっとも必要な教育の視点
(2004-06-20)
あなたの子どもが通っている学校で,子どもたちはコンピュータを使った授業をうけていますか?何で子どもたちにコンピュータなどのメディア機器を利用させなければならないのかについて,はっきりとした提言があります。今まで生きてきた人が考えるほどこれからの社会は甘くないと思っていますので,この本で紹介されているような実践を行っている先生に,我が子を担任してもらいたいと思いました。
この本は大人自身もメディアリテラシーをつけましょうということを感じさせてくれる本です。教育関係者だけでなく,子供を持つ保護者,そして,ビジネスマンにも読んでもらいたい本です。
本物の教育を示唆する本である
(2004-06-20)
教育とは何か?
教師が児童生徒に正解を教えることを教育と考えている人が多い中、本書では、児童生徒が経験をとおし、学ぶことを大切にすることを示唆している。固定概念の教育感をくつがえす内容で、貫かれている。
特に、201ページから始まる「終章」の内容は圧巻で、著者の日本教育に対する示唆が多数含まれている。児童生徒と直接関わる教員だけでなく、教育行政をになう「教育委員会」や保護者、大人もこの本を読み、未来の日本を背負う児童生徒をどう育てる必要があるか、考えることが大切だと感じた。
主張が明快!
(2004-06-20)
楽しみにしていた本だ。
本の題名にもなっているように「メディアとのつきあい方」がキーワード。14もの実践例をもとにわかりやすくその意義・方法を説いている。
小学校の現場にいる者からすれば小学校教育の実践例に目がいく。そして、その実践アイデアに「なるほど」と感じる。
しかし、それ以上に自分にとって参考になったのは、第1章の「メディアが支える情報社会」と第2章「これからの情報教育~メディアとのつきあい方学習~」である。というのもここに著者のメディア観、そして主張のおおもとが記されているからである。「観」があってこその主張だけに実践例の解説も明快である。
これからの情報教育の必読書であるとともに、メディアについて考える多くの大人にぜひ読んでほしい一冊である。

