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福音館書店
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名作写真館 4巻 星野道夫「アラスカ」 (小学館アーカイヴスベスト・ライブラリー)
カスタマーレビュー ![]()
言葉は大人に、物語は子どもに。
(2006-02-11)
胸を射るような言葉の数々に、思わず時の流れを忘れてしまう。
星野道夫さんのクマへの熱い思いがひしひしと伝わってくる。
そうか、私が今生きているこの瞬間にも、広大なアラスカの大地はそこにあって、そこにはこんなクマの親子も確実に生きている。改めてそう認識させられた。
ここにある言葉の数々は、日々の忙しさの中で自分を見失いそうな人にとって、自分の知る世界だけが世界の全てであるような錯覚から自らを解き放ってくれる。そんな素敵な写真絵本だ。アラスカの風景写真も圧巻だが、クマの親子の写真も愛情に溢れていて見飽きない。
ページをくるたびに心がどきっとして・・・
(2005-09-08)
「いつか おまえに 会いたかった」のページのクマの写真の見ていると、今まで漠然としていたクマって動物にクマの人格(?)を感じてしまう。クマの人生(?)が心に迫ってくる。
地球上に生きているすべての生き物と人間との生きていくことの距離感、近さと遠さをまざまざと感じさせられる。
ページをくるたびに心がどきっとして、星野道夫の言葉に深く考えさせられる。
大人向け
(2005-04-29)
この本が始めて家に届いた日、母が朗読してくれました。
小学低学年だった私にとってその本はせいぜい「きれいな写真だなぁ」
とか、小熊がかわいいとか、雄大な大地のイメージとか、そんな感じでした・・・。が、母は読みながらぼろぼろ泣いていました。そして「開くと泣いちゃうからもう読めない」といっていました。
つまり本当の意味で大人向けの本なんだと思います。
疲れた大人の人にこそ読んでほしい本です
一番だいじなものを、この本に教えていただいた。
(2005-03-15)
何処がどうとか、もう、言葉では言えません。子供も読めば何かを感じるだろうが(小さい子供には「ナヌークの贈り物」を読んであげてください)、むしろ大人に読んで欲しい。特に今の日本の大人に・・・!人間にとって、いや生きとし生けるもの全てにとって、本当に大切なこととは・・・?ほんとのことって・・・?なんと、それを子供の本から教えていただくとは・・・。
ブッたるんだ時、疲れた時、まいった時、大切なことを忘れないよう、折にふれ読ませていただきます。
星野道夫様、直子様、この本の編纂に関わった多くの方々に感謝します。どうもありがとうございました。
星野道夫さんの魂
(2004-11-08)
つねに自然のすべてのいのちと共にいた星野さんの生き方にとても共感します。
子どもの頃は小さな虫や空の雲と友達だった。
それが学校で科学を習い、どんどん自分と切り離された。テレビで見る対象物になった。
生活している周りからどんどん虫たちが姿を消していくのに、そのことにすら気づかない。空も遠い。雲の流れをぼーっと眺めたのはいつだっけ?
こんなんでいいの?人間?
子どもにはすんなる受け入れられるであろう大きな大きな自然風景の中でいとなまれるクマたちの生活は、もう忘れてしまった大人たちには思い出させるいい機会だ。
おはなしの会をやっている私は、この絵本をどんどん子どもたちに読んでいこう。あたりまえのいのちのいとなみとはどんなものかを、伝えたい。

