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プレジデント社
グループ:Book
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ポイント:15 pt
発売日:2006-03-16
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女友達を失って
(2007-03-20)
きっと誰にも、少なからずある友情の破綻。女友達の間での破局劇は、それはそれは複雑で、友情というあたたかな感情だけではとても解せない、嫉妬や気後れ、羨みや競争心などが絡み合う。
この本では、舞台はアメリカではあるものの、気鋭の小説家たちが滑らかな文章で友情の顛末を詳しく書いている。それは私の友情の破綻にふかく呼応し、心が痛かった。
友達なら、お互いの幸せを祈りたいのに、そうはできない時がある。あるいは状況の変化によって、そうはできなくなる。
そんな時、自分がとてつもなく汚い人間になったように感じる。
この本を読めば、そんな自分が慰められる。国の違いはあれど、十分に感情移入できる一冊だ。
ただ、物書きが書いているためか、文章の虚飾が多く、少し疲れる。後半くらいからエピソードを詳しく読むのが少し面倒になってくる。そういう意味では、少しコストパフォーマンスが低く感じたので星3つ。
アメリカ人の感情文化を知る
(2006-08-02)
裏切り?賞味期限?と思いながら読むと、実際の内容はちょっと違います。
むしろ、アメリカ人女性が、友情について何を大切と思い、どんなことに
傷付くのか、日本人と似通っていたり、「え〜、こんなことあるの」と
驚かされたり、アメリカ人の感情の文化を垣間見る意味で面白かった。
どんな関係を「知人」「友達」「親友」と考えるか、にもお国柄があり、
一つの国の中でも個人差がありますし。
読んだ後に気付いたのですが、書いている人はみんな物書きなんですね、
つまり書くことを職業にしている人たち、そのせいか、本当に全編
正直に書いてあるのか、時々、作り物めいた雰囲気がありました。
自分は、英語の本は原語で読むことのほうが多いのですが、この本は
翻訳臭さが少なく、違和感なく読めました。
good and bad
(2006-07-06)
企画自体はすごく良い。オンナなら「あるある!」と共感するものばかり。
しかしあえて言うならば、翻訳とタイトルがひどい。「賞味期限」って…そんなカジュアルな内容じゃないよね…。
翻訳がこれまた読みにくい。読みながら、「あぁ原文の英語はこういう表現だったのね」みたいな。きつい言い方なのを承知で言うと、バイリンガルが必ずしも優れた翻訳家ではない、の好例だなー、と。
原書で読める方はその方がいいと思います。
自分の身近でも起きているかもしれない
(2006-06-19)
「あの子、あれっきりだけど、どうしてるかな?」と、高校時代の親友のこと
を思い出した。別の大学に行き、それぞれのサークルや勉強が忙しくなり、た
まに会ってももう話がはずまなくなった。最後に話したとき、ちょっと意地悪
なことを言ってしまったのが、それからずいぶんたつ今でも、忘れられない・・・。
サブタイトルの「なぜ彼女は私を裏切ったのか」は、内容と比べてかなり毒々
しい感じがする。でも、「裏切る」というのが、その言葉から想像されるドロ
ドロしたものだけではなくて、ちょっとした心の行き違いのようなささいな
「気持ちの上での裏切り」、みたいなものだと考えると納得する。
アメリカのことだけれど、カタカナの名前や地名を日本語に変えても、充分通
じる話が多い。と、言うよりも、自分のすぐ身近で起きているかもしれない話だと思った。
終ったんやったら、もういいやん
(2006-06-07)
友情はその置かれた境遇で、その時に真剣に付き合うから衝突も生まれるし、誤解も生じる。
しばらく会わなくなった女友達を再び甦らし、その時を遡るのは・・・これは日本では宗教的違いから難しいように思う。
この本で彼女たちが取り組んだ姿勢は、私達日本人とあまりにも隔たりを感じて、タイトル通りに読むには無理がある。

