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日経BP社
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「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
(2008-06-15)
バブル期の経済や文化に興味があります。文化的には、魅力的な車や新しいスポーツ、電子機器などが登場
してきた非常にエネルギッシュな時代だったと思います。当時私はまだ中学生だったので、バブルとか景気が
いいとか全く実感できませんでした。ただ、当時の担任の先生の車が日産の『CIMA』だったことはなぜかよ
く憶えています。その先生は独身でしたが当時の高級車を持っていた時代でした。
こちらの本でEIEインターナショナルの高橋治則元会長がどのようにして、投資資金を作り出したのかが良く
分かります。まさに錬金術です。事業投資先を買うことと資金調達をすることにかけては天才的でしたが、
それは「お買い物」の域を脱することができなかったのが、破滅の原因だったのでしょう。
その後、2005年に高橋氏はくも膜下出血で、59歳で亡くなっています。この死の真相は今もって不
明確だそうです。日本人はよくも悪くも横並び主義。みんながイケイケドンドンであれば、おかしいと思っ
ても突きすすでしまう体質にあると思います。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」。これからは自己責任
の時代。自分の物差しで判断できるようにならないといけないとおもいます。
P.S. 巻末に著名人のバブル後のコメントがあります。政財界の著名人が連なっており、非常に貴重なコメン
トが書かれていてためになります。
小説気分で気軽に読める一冊
(2001-06-11)
難解な経済理論をふりかざすのではなく、バブルの立役者、高橋治則に焦点を当てながら、この社会現象を解き明かす。雑誌連載をまとめただけあり、小気味よいペースで展開。政官財から個人まで、国を挙げてバブルに踊った当時の状況がよくわかる。

