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駿台文庫
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カスタマーレビュー ![]()
構文演習における完璧な一冊です
(2008-08-26)
整序問題を解きながら構文の知識を身に付けていく演習書です。
本書に登場する単語自体は、汎用性の高い平易なものばかりです。
故に、問題が難しく感じられるのは、そのまま構文の知識の不足
であると気付かされます。
問題の解説のほか関連知識も充実しており、英作・解釈両面において
真の英語力を身に付けることができる完璧な作品となっています。
奥が深い伊藤ワールド
(2007-07-31)
この本には構文が凝縮された短い英文に詳細な解説が掲載されていますが、その解説が非常にわかりやすい。短文だから当然でしょ?と思われるかもしれませんが、それは違います。整序問題を通じてなぜそうなるのかがわかりやすく説明されており、吟味しながら読んでいくと奥が深い。まさに英語構文に関するクエスチョンボックス集という感じです。特に印象的だったのは関係代名詞の制限的用法と非制限的用法の解説です。まさに目からウロコが落ちました。一般的な受験参考書ではコンマの有無でしかその違いを説明していませんが、これは違います。英語に限らず言語が持つ行間の意味を教えてくれているのです。私は20数年前の大学受験の際に英文法教室や英文解釈教室を参考にしながら、英文法頻出問題演習や基本英文700選とともにこの本を繰り返して英語を勉強しましたが、その後社会人になってから本棚の整理のためにボロボロになったこれらの本を捨ててしまいました。もし伊藤先生が生きておられたら「意識せずに直読直解ができるようになれば私の役目は終わり。捨ててもらってけっこう」とおっしゃるでしょう。しかし難解な英文でも今では辞書さえあれば正確に読めるようになったのは伊藤先生のおかげ。軽薄短小が好まれ重みのある数々の名著が絶版になっていく今の時代だからこそ永久保存版として再び購入し、お気に入りの小説を読み返すが如く懐かしみながら楽しんで読んでいます。最後に、理論を極めたがために時代から見放され絶版となった「英文法教室」の復刊を強く望みます。
印象に残った本
(2007-01-21)
受験時代に英文解釈教室の基礎固めとして利用しました。当時は「ビジュアル英文解釈」が無かったため、このような目的で利用している人が多かったようです。ただ、「ビジュアル英文解釈」が発売された後は、ずいぶんと評価が下がり、整序問題対策の本と見なされるようになったように思います。しかし、この本は単なる整序問題対策の本ではなく、英語構文の本質を身につける本であり、現在でも、おそらく最も優れているのではと思います。そういった意味で、伊藤和夫師の歩の奈かっでも最も印象に残った本です。ただ、初期に出された本なので、文体が硬く、若干修正すべき部分もありますが、それでも、星20でもいいと考えています。伊藤和夫師が他界されて、今日で10年になりますが、生前にぜひ改訂して欲しかったと思います。
英文法ナビゲータ、構文詳解、ビジュアル英文解釈の順番で。
(2007-01-04)
英文法ナビゲーター、ビジュアル英文解釈の後に一通り読んだのだが、
もうすでに殆どの文法事項が理解できる状態になっていたので
復習する事も無かった。
ただ構文の要点は突いているのでビジュアル英文解釈をやる代わり、
または前に読むのが良いと思う。
ビジュアル英文解釈は接続詞が多く入り組んでいる長文が数多いので
何度も挫折しそうになったのだが、構文詳解は長い文章があまり無いので
分析するのには挫折が少ないと思う。
英文法ナビゲーターの一段階上のレベルだが、構文詳解の説明のしかたは
英文法ナビゲーターに近いので順番にやれば理詰めの説明文により力がつくと思う。
短文を使用した構文の法則性を数多く提示してくれる良書と言える。
その後に演習するビジュアル英文解釈では、一文の中に接続詞などがたくさんある
入り組んだ複雑な長文の中の各名詞節、形容詞節、副詞節、名詞句、形容詞句、副詞句などの、
それぞれの掛かり方と読む順番を演習する段に入る。
構文詳解が文法から構文の橋渡しの本とすれば、ビジュアル英文解釈は構文から長文への橋渡しの本と言える。
英ナビ、構文詳解、ビジュアルの順番でやるのがスムーズに行くと思うのでお勧めします。
難しい上に古くさい
(2005-09-05)
現在容易に入手できる「伊藤本」では最も古い物でしょうが、
30年間一度も改訂されていないが故の古くささ、
内容の難解さと相俟って「使えなさ」も最高でしょう。
この後に出た「教室」3部作、ビジュアル英文解釈、
新・英頻、英語総合問題演習、英ナビ・・・と辿っていけば
「著者の目指していたもの」は分かりますし、
その意図も「学習法」や「解釈教室」などの前書きを見れば
はっきりするでしょう。
「生徒に英文の構造の全体像を示すこと」に躍起で
「生徒の顔が見えていなかった」時代の伊藤氏を知る
「骨董的価値」のある本ではありますけど、
「受験参考書」としての存在理由はもはやないし
今後評価されることもないでしょう。

