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Edward W. Soja
加藤 政洋

青土社

グループ:Book

ランキング:118143

価格:¥ 4,410

ポイント:44 pt

発売日:2005-04

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カスタマーレビュー

あたらしい空間の弁証法  (2005-05-22)
~地理学と空間棟領域において、「生産」という言葉が今重要な概念となっている。ある特定の空間を、人はどのように生産(表象)していくのかというのがその前提である。こうした考えは、従来文化社会学・人類学・カルチュラルスタディーズなどで、広く受け入れられてきた概念である。しかし、そのためになされる分析の枠組みに関して明確な概念を提供すること~~ができなかった。著者のソジャは地理学者である。ソジャは、前作「ポストモダンの地理学」に引き続き、本書において、これまで地理学者が「空間」の中で見落としていた分析視点を提供することを試みる。それは、新しい地理学を提唱すると同時に、地理学を文化や社会を広く扱う領域に結びつけていく試みである。特に、本書では、ソジャはルフェーブルの「空間~~の生産」にインスパイアされていることを明確に告白する。ルフェーブルが用いた「三項による弁証法」で、新しい空間の学問を提唱する。それは、空間が「作るもの」と「作られるもの」という二項ではなく、「知覚されるもの(目に見えるもの)」・「感じられるもの(目に見えないもの」・「生きられた経験(実践)」という三つの要素で空間が構築されると主張~~するのである。この最後の「生きられた経験」を導入することにより、空間の生産とその変化をダイナミックに分析することが可能になる。それは、空間を固定した領域かつ直線的な発展を遂げると単純に考えているわれわれを思わずはっとさせる提案である。こうした動態的な空間の分析は、従来の地理学よりも、むしろ人類学・社会学・カルチュラルスタディーズと~~の親和性が高いのではないかと思われる。しかし、こうした地理学の大胆な試みにより、日本にもCultural Geographyという横断的な領域を導入することができるのではないだろうか。~

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