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野矢 茂樹

産業図書

グループ:Book

ランキング:2578

価格:¥ 2,100

ポイント:21 pt

発売日:2001-05-15

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レビュー(Amazon.co.jp)

 「解説書なんかいくら読んだって論理の力は鍛えられない」と言って論理の実践的な訓練を推奨する著者が、好評だった前著『論理トレーニング』を編み直して、練習問題を101題にまとめたのが本書である。

   今回は練習問題のすべてに解答がつけられ、取り組みやすいよう体裁も整えられている。論理を構成する各概念の解説もとっつきやすい表現に直されていて、前作にあった教科書風の素っ気ない印象が薄まっている。

   全体は、「議論を読む」と「論証する」に大別されている。前者では接続表現や議論の骨格について、後者では論証構造や演繹・推測、論証の批判について取り上げている。

   本書で身につく論理の力にはさまざまな効用がある。たとえば、論証の段で強調している「異論」(相手の主張と対立するような主張を立論すること)と「批判」(相手の立論の論証部に対して反論すること、対立ではない)の使い分け。ここで双方の言葉の概念を正確にとらえ、練習問題によって使い分けが可能になれば、討論のときなどにきわめて有用だ。本書はこうした論理の奥深い世界に読者を案内してくれる。

   教科書として作られた本書に、個人で取り組む人が多いというのもうなずける。ひとり本書に向かって言葉と格闘し、煩悶(はんもん)し、その筋道をたどる作業が論理の力を鍛えてくれるはずだからだ。「頭の回転が速い」とか「知性的」というのは、こうした地道なトレーニングの積み重ねに負うところが大きいのだろう。通勤、通学時の1冊としてもおすすめである。(棚上 勉)

カスタマーレビュー

楽しめました。  (2008-10-28)
 高校を中退した私には、目から鱗の内容でした。大変面白くわかりやすかったです。
 さて、以下は法科大学院の入学を考えている方向けへのレビューです。小論文対策、適性の読解対策としては、役不足です。読解がほんとに苦手な私のような者が入門用として使うには最適です。それに対して、高校受験を経験されている方などは、必要ないかもしれません。 

受験生にも薦めたいが…  (2008-09-30)
論理的に考えるトレーニングをする、という点で、この本は優れている。論理的に考えるための感性を養うためのきっかけになるだろう。小論文や論述科目の受験生にも薦めているが、「そんなん読んでるヒマない」と一蹴されることが多いため、最近は高2の生徒に推薦している。うわべのテクニックを追求するより、よっぽど効果があるだろうになあ。

タイトルで非難してる人はタイトルをしっかり見てから買えよと言いたいね  (2008-05-26)
日本語力をつけるのにかなり役立ちます

ただし論理学の本では無いので身を見てから買ってください

ちなみにタイトルは論理トレーニングであって、一言も論理学トレーニングとは書いてません

タイトルで非難してる人はしっかりタイトルを読みましょう

楽しく深く考える力がつく  (2008-03-09)
本格的な論理学についての本というわけではないのですが、普段論理学なんかに携わらない一般の人の思考を、より深める手助けになるような本だと思いました。
特に専門的な用語は無く、大変分かりやすい説明と適度なトレーニングで確実に自分の頭がリフレッシュされていくのを感じていけます。
根拠、解説、付加、結論など、文章を細分化していくように捉えていく考え方が特に、私に参考になりました。
新書なんかを読む際にも本書で述べていることを実践していけば、より突っ込んだ読み方で読めると思います。

接続詞など論の流れについて意識できる本  (2007-12-06)
この本は接続詞の使い方など細かい点まで、意識して読解していこうとする人に推薦できる。
文と文との流れを意識するということが101問を通して身に付くはずだ。

今までなんとなく文章を読んで来た人には難解な箇所もあるが、最後まで読み通せばきっと力になるはずである。

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