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技術評論社
グループ:Book
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ポイント:27 pt
発売日:2007-10-27
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カスタマーレビュー ![]()
目から鱗が・・・
(2008-03-08)
非常に具体的かつ実際的な内容。
組込系のシステム開発の例が多いが、あらゆるシステム開発プロジェクトに応用できる内容だと思う。
手戻りが多く予定の工数を大幅に超過してしまうのも、品質が悪く結局使えないシステムになってしまうのも、多くのSEが日々の無駄な作業に追われて疲弊しスキルアップに励む余地が無くなってしまうのも、極論すれば全て「要求仕様書」の“書き方”の拙さに起因していることが反論の余地の無いほどズバリと指摘されている。
その上で、具体的にどこをどのように改善すれば良いのか、非常に具体的な仕方で示されているので思わず「ああ、なるほど!」とうなずいてしまう。
しかも、決して筆者の独りよがりな方法論を押し付けるというのではなく、コンサルティングの現場での多くの経験を通し、実際に適用するに当たってどこが難しいのか、どこから取
掛かれば良いかなども指摘されていて、よしがんばろう!という気持ちにさせてくれる。
これまでいくつか「派生開発」プロジェクトに関わったが、その失敗や困難の背景に本書で指摘されている多くの原因があったと気づかされた。
筆者の語り口について“説明が冗長で分かりにくい”という印象を持つ方もいらっしゃるようだが、問題の本質をしっかりと突いているので、ポイントを抑えながら読めば苦にはならないと思う。
日本の現場のニーズにこたえている良書
(2008-01-21)
日本のシステム開発の現場では、「ゼロからの新規開発」より、「動いているシステムの変更・機能追加」の仕事が多いはずです。
その一方で、従来よく知られている開発方法論・開発プロセス論は、新規開発に偏った構成になっています。また、新入社員などがシステム開発を学ぶ場合を見ても、新規開発のための方法論、プロセスが学習されていました。
本書は、こうした「仕事の現状」と「開発方法論」との間の乖離を埋める目的で、変更・機能追加を扱う「派生開発」のためのプロセス、方法論を論じています。
派生開発で陥りやすい失敗が示された後、派生開発の特徴が論じられます。これらは、著者の現場での豊富な経験に基づいて書かれており、真実味があります。
その上で派生開発の方法論(プロセスや成果物)が述べられています。他の方法論・プロセス論と同様、各現場でカスタマイズが必要なのは言うまでもありません。ですが、一般原則として述べられる内容に、私は「なるほど!」と感じることが多かったですね。
「1,2ヶ月の短納期で、機能の変更・削除・追加を行うミニプロジェクト」に追われている、多くのエンジニアにお勧めします。

