アイテム詳細
Antoine de Saint‐Exup´ery
川上 勉
廿樂 美登利
グラフ社
グループ:Book
ランキング:346141
価格:¥ 1,575
ポイント:15 pt
発売日:2005-10
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://www.shikencho.com/shop/asin/Books/4766209192/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー ![]()
現代社会・現代人への素晴らしいepigram
(2006-07-05)
朝日の書評欄に、オリジナルテクスト付きの新訳書とあったので購入。
通読し感動した。本屋さんには、同種本があふれているけれど、どうせ
子供向けの童話のひとつと、手に取ることもなかった。(フランス原文がついてなければやはり気にも留めなかったろう)
文章は、簡潔で美しい。訳文も正確で適切だ。(適切というのは、本作品の良さはある程度の成人でないと解らないだろうし、そのレベルの読者層むけに適した訳文となっているとの意である。)
巻末に『心に残るフランス語の表現』という一節が準備され適確な解説がなされているのも有り難い。
読者はここで、サン・テグジュペリが伝えたかった重要なメッセージのいくつかを整理しておさらいできる。
短くファンタジックなメルヘンではあるけれど、随所に現代社会・現代人への諷刺・警句が読み取れて、世評がたかいのもゆえ無しとしない。
白状するけど、60を過ぎて初めて読み、ぽつぽつだけどフランス語を
勉強していてよかった、と思った。
サン・テグジュペリは、44年フランス上空偵察のためコルシカ島を発った後、そのまま消息を絶つ、あたかも自分の星に帰った王子さまのように。爾来彼は、一種神格化された存在となるが、近年夫人コンスエロの遺稿が出版され夫婦生活の一端が明るみになるにつれ論争を引き起こしている。
やはり「王子さま」を超える訳語は無いのか
(2006-04-17)
特徴的なのは、本文中でも「王子さま」を「プチ・プランス」と訳している点と、挿絵がかなり大きいサイズで載っている点。肝心の文章については、原文にあった「リズム」を反映してない、「ノリの悪い」翻訳文という気がした。(「〜なのかい?」と繰り返すプチ・プランスの口調も個人的には気に入らない。)
フランス語の全文を巻末に収録している点は評価出来る。
プチ・プランスってだれ?
(2005-12-09)
王子さまをプチ・プランスとそのままフランス語の発音を日本語に置き換えているところが解せない。プチ・プランスは固有名詞ではない。前編にわたって、それが引っかかり落ち着いて読むことができない。王子さまの存在感をかえって損なっている気がする。

