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Paul Johnson
別宮 貞徳

共同通信

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価格:¥ 2,650

発売日:1992-06

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カスタマーレビュー

目からウロコの現代史  (2008-10-06)
社会主義、共産主義は別種のファシズムだという仮説は、矢張り英国の小説家レン・デイトンと同じだ。サッチャー首相のスピーチ・ライターだという経歴も納得できる。学校で習った歴史認識が根底から覆るのは痛快と言うより他は無い。現代史の始まりがアインシュタインの相対性理論から始まっているのも暗示的で面白い。

典型  (2007-07-12)
政治的・経済的に安定し現実的な個人の自由が保障された社会はいかなる条件下で可能か、という問題意識のもとに書かれている。とりわけ「安定」というものを重視しているようだ。宗教を重視するのも、もっぱら、それが社会、個人の安定をもたらすかららしい。伝統、キリスト教信仰、君主制、階級社会、植民地主義を肯定する。逆に人工的なもの、社会工学、ユートピア的なるもの、民族自決主義は否定されている。背後に「人間の不完全性」という信念があるらしい。実に臆面も無く英国の植民地主義を擁護し、植民地解放を残念がる。キップリングを完全に肯定する。ハッキリと明言していないが、白人支配が世界の安定に必須だと思っているようだ。著者の信仰は近代以降の世俗化されたそれで、なんだかドストエフスキーの「大審問官」のキリスト教にも似ている。

面白い  (2004-07-18)
ニクソン元大統領がこれを愛読書として挙げたとか。保守派の中でかなり読まれている本だそうです。ですのでその辺はかなり注意しながら読むべきだとは思いますがなかなか面白いです。少々分厚いですが、イギリス人特有の少々気取った言い回しで政・経・科学・思想の関連を網羅的に解説しています。歴史書と言うより小説のようです。機会がありましたら眉に唾つけつつ読まれるといいかと思います。

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