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森 薫

エンターブレイン

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 651

発売日:2007-03-26

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カスタマーレビュー

番外編も魅力一杯  (2008-07-23)
身分違いの恋を描いて名高い『エマ』の番外編、その一冊目。
「夢の水晶宮」
 若い日のケリーは晩年のケリーとあまり似てない気がするけど、どこか変な旦那が楽しい。
「ブライトンの海」
 傷心まだ癒えぬエレノアと一本気なアーネストの出会い、その間で戸惑い加減のアニー。
(アニーさんかわいいよ、かわいいよアニーさん)
「The Times」
 一部の新聞から浮かび上がる様々なドラマ。個人的には気のいいそばかすメイドさんがお気に入り。
「家族と」
 ターシャの実家は大家族。ターシャは結婚できるのか?ターシャの粗忽は母親譲り?

エマとウィリアムが全く出てこなくても『エマ』の世界はこんなに魅力的。
森薫がいかに人物とドラマを丁寧に描いているかがよく分かる。

「TheTimes」  (2008-05-12)
今巻でダントツ!白眉!なのがこのエピソード。
“新聞”“情報”という視点から、
当時の生活がリアルに描かれていたのではないかと思います。
 
森さんが描くマンガはマンガを超えて、「movie」のようですね・・。

思い出をもつということ  (2007-06-16)
エマの番外編。第8巻、というのはおかしい。しかし、作品はよくできていて、私には「夢の水晶宮」がとくによかった。人は、昔の思い出、それも失われた美しい思い出に依って、その後の長い人生を生きていくことができるものだ。他にかけがえのない、濃密な時間を味わったことのある者にとって、その時間は短くとも永遠である。そしてこれが、エマが登場する唯一の作品である。「ブライトンの海」は。エレノアの新しいお相手が暗示される物語。本編ではまあ気の毒な役回りであったから、これは贖罪の作品か。それにしても、エレノアはまだまだ子どもであるし、取り巻きはどうも、彼女にとって有益な人々と思えない。ウマやシカに囲まれたお嬢様なんて、可哀想だが願い下げである。あとの2編はおまけといえる。悪くはないけれど。

他者に与えられた時の流れを  (2007-06-03)
本編7冊を大人買いして読み終えて、
数日発ってからこの番外編だけ購入しました。

まさか番外編でここまで心を打たれると思ってなかった。

若かりし頃のケリーとダグの睦まじい姿
その後のエレノアが越えてみせそうな失恋の壁
当時の新聞が見つめた人々の日常
ターシャの選んだ道

どれをとっても、短い話が意外な程上手くまとめられていて
この番外編だけでも十分な価値はあると思います。

言葉にするには足りません。

エマ本編で描かれなかった、他のキャラの過去であり未来である
時の流れを
作者の圧倒的な筆力で堪能させて頂きました。




最後に、
失恋を越えひとつ大人になったエレノアの
純粋に美しい笑顔に、本編でもやもやしていた
「彼女の救済」がこの番外編で行われたのだと
私が救われました。

彼女はきっともうあと10年位したら
ウィリアムとのあの過去の出来事を
微笑みながら思い出すことが出来る人になるんだと思います。

次回作も期待大です!

「夢のクリスタルパレス」が秀逸  (2007-06-03)
ダメじゃん。出版社/著者からの内容紹介 で大オチのネタバレしちゃ。

というわけで、この本は取り合えず書評を読まずに買って、「夢のクリスタルパレス」を読んでから、書評を読みましょう。

その美人はだれだっ?!! えぇっ!! という状態になることうけあいです。

ちなみに、若奥さんが美人なのは、旦那が奥さんを見つめ続けている描写があるからです。あれ無しでは、美人度20%減間違いなし。

というわけで、短編集ですが、本編で十分な説明がなされているため、要点がパシッと決まっていて、とても濃い内容なのがよいです。

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