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NTT出版
グループ:Book
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価格:¥ 1,785
ポイント:17 pt
発売日:2006-06-24
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シビック・ジャーナリズムの挑戦―コミュニティとつながる米国の地方紙
カスタマーレビュー ![]()
雑然とした印象
(2007-10-09)
本書においては,一般市民がブログを通じてジャーナリズムに参加できるようになったいまジャーナリズムがどうなり,また将来どうあるべきかという点を論じている.著者のジャーナリストとしてのこれまでの経験,ジャーナリズムがこれからどうなっていくのか,プロのジャーナリストや新聞社はどうするべきなのか,などなど,さまざまな問題があつかわれている.しかし,よみおわってみて,雑然とした印象しかのこらない.前著「ネットは新聞を殺すのか」を出版したあと,著者は「不完全燃焼のような思いを抱いていた」とあとがきに書いているが,本書においてもまた不完全燃焼におわっているようにみえる.むずかしい問題が山積しているので,不完全燃焼するのはやむをえないのだろうが,もうすこし明確な主張をもりこんでほしかった.
参加型ジャーナリズムが既存のメディアを変えていく
(2006-06-29)
インターネットとジャーナリズムの現状を分析し、一般人の情報発信がどのようにジャーナリズムを変えていくかということを考察した一書です。
著者は前著『ネットは新聞を殺すのか』で、新聞業界がインターネットという先の見えない世界に突入したことを示しました。
その暗闇の先を何とか見通せないか、という思いに駆られ、何らかの糸口をつかもうとして2004年に始めたのが「ネットは新聞を殺すのかblog」。
ブログ上で集まった情報や知見をまとめたのが本書です。
タイトルに「ジャーナリズム」という言葉が使われていますが、実は、著者はこの言葉が嫌いです。
それは、ジャーナリストの多くが自身の職業に誇りを持つ反面、部外者に対して排他的な体質を持っているからです。
新聞業界人は特にこの傾向が顕著で、アメリカや韓国で起きている新しい潮流――市民記者が書いたニュースがネット上で重要な位置を占めるようになってきたこと――を評価しようとしません。
しかし、次々と既存のビジネスを根底からくつがえすビジネスモデルを提示してくるインターネットの力は想像を絶するものがあります。新聞業界も例外ではなく、安閑としていられないはずです。
ちょうどリナックスがウィンドウズの牙城の一角を崩そうとしているように、計画経済の非効率が市場メカニズムに敗れたように、既存メディアが情報の流通を寡占していた時代は終わろうとしている。
放っておけば、ジャーナルズムを実践できなくなる、という危機感から、著者は新聞業界の若手有志が主催する勉強会に参加して意見を交換したりもしています。
マイクロソフトが約10年間にわたって産業界に大きな影響力を保持したように、今後10年くらいは、グーグルの時代になる、と著者は予想します。
その先に来るのは、人々の口コミを中心に情報が流通する時代、さらにその先の世の中は……。

