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アイテム詳細

Lisa Tetzner
酒寄 進一

あすなろ書房

グループ:Book

ランキング:123453

価格:¥ 1,890

ポイント:18 pt

発売日:2002-09

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カスタマーレビュー

勇敢な少年たち  (2007-03-14)
続きが気になって気になって一気に読み終えてしまいました。(いつもだけど)

上巻はなかなか話が進まなかったのでぶっちゃけ眠くなりそうだった…笑
でも上巻も最後の最後でやっと面白くなったので、迷わずに下巻のページをめくりました。
読み終わったあと、なんとも言えない気持ちになってしばらくの間呆然…

アルフレドの葬式の時に少年達が歌った歌にホロリときました。(:_;)
それにしても、ほお傷の男が葬式の時には少年達の仕事を休ませるという約束を守った時はものすっごいびっくりしました!!
えーこの男は約束守るタイプじゃないじゃん!とかなりハラハラしたのに(笑)…はぁ、びっくりしたなぁ…
この時だけ(←強調)ほお傷の男を見直しました。てか、私、疑り深いな…( ̄ー ̄)笑

この少年達、ほんとに勇敢で、読んでいて気持ちよかったです。
逃亡中の少年達を助けた人々たちに感動しました。

この小説に出会えたことに感謝です、ホント。こんな時代があったということを私は忘れません。

あなたはジョルジョ派、それともロミオ派?  (2006-03-23)
黒い兄弟とは、ミラノの煙突掃除夫となった少年たちが、町の不良少年グループ【狼団】から自らを守るために作った秘密結社だ。『ロミオの青い空』はそのアニメ版だが、アルフレドを原作以上に美化したこで、多くの女性ファンから圧倒的な支持を得た。美男子で、英知と正義感に溢れた少年の存在が、ヨン様(冬のソナタ)ばりの効果をもたらしたわけである。とどのつまり、アニメは、主人公ロミオとアルフレドの固い絆を中心に据えた。その中に黒い兄弟との友情があり、困難な現実でも逃げない勇気を称えている。

 一方原作は、アルフレドを、売られた子供たちの不運の象徴として登場させた。彼は、比較的早く死んでしまう。登場回数だって、アントニオ(黒い兄弟の仲間)の方が多いかもしれない。しかしながら、最愛の妹ビアンカをジョルジョに託し、不慮の死を遂げたアルフレドの心中は計り知れないものがある。それと、これは重要なことだが、原作は生き延びるために、時には逃げる必要もあると説いた。ジョルジョは、おかみの無慈悲な仕打ちに耐えかねて数名の仲間と共にミラノから逃亡する。命の恩人であるカセラ先生の元に向かったのだが、その姿こそ、故郷を捨てスイスに亡命した著者自身に重なる。不当な契約を破棄する勇気を示すことで、ナチスの弾圧に苦しむ同朋たちの道しるべを作ったのではあるまいか。それは危険な賭けである。もし見つかったら命の保障はない。だからこそ、黒い兄弟の団結力とジョルジョの頑張りに胸を打たれた。

 では、まとめとしてどちらが良い作品だろうか? 僕は、落とし所の多い内容に弱いので、どうしてもひいき目でアニメを見てしまう。健全な子供の判断に託したいと思う。結局は、純粋な子供を対象にした児童文学であるから。ファンタジーの名作が次々に掘り起こされている今日の中で、いいわけの効かないヒューマニズムをこのまま眠らせておくには惜しい気がする。

アニメも原作も  (2004-12-11)
名作だと思います。
アニメ『ロミオの青い空』の補完を求めて読んだのですが、そういう意味ではあまりかないませんでした。最初の方の展開はだいたい同じのようでしたけれども、後半の展開はかなり違います。そういう意味ではアニメでなじんでいる人も新鮮に楽しめると思います。

アニメではアルフレドがロミオに決定的な影響を与えているじゃないですか。なんですが小説の方はもっとロミオがきちんと主役で。いや、ロミオじゃなくてジョルジュですが。彼は過酷な環境で、それでも真っ正直に一生懸命生きているのです。それでも理不尽な目にあって、とうとう逃げ出して、カセラ先生に救われて、教師になるための道を歩きはじめる。
きちんとした環境を与えて欲しいと、そういう意図がまっすぐに伝わる話です。そしてアルフレドはジョルジュを取り巻く理不尽な状況の1つの象徴として出てくるのです。もちろん良い少年ではありますし叔父の裏切りもありましたが、復讐できる余裕なんてありません。彼はアニメのアルフレドのように高い希望を見てもいない。そもそもそんな環境にない。
狼団ももっと悪ガキで、まあ彼らなりに筋も道理もありましたが、やっぱり彼らも大人の作った枠組みのなかで不条理な思いを知っている。例外はアンゼルモで、その意味ではアニメよりもよほどきっぱりと裏切りものです。
原作ではあくまでも大人に搾取される少年たちが、搾取されない環境を求めた話なのです。とても過酷なところから立ち上がる、少年の可能性に胸を打たれました。
アニメはもうちょっと、少年のひたむきな友情や情熱がメインだったような。力を合わせることで、不条理なことが幾分か改善されていたでしょう。アニメの世界は優しかった。現代の日本人に向けたってことがあるのでしょうが。

原作は名作で、アニメはアニメで、それぞれ対象者も伝えたいことも違う。だから内容にも設定にも違いを設けたのでしょう。それはとても正しいし、どちらもすばらしい作品だと思います。

故郷への旅  (2003-03-22)
カセラ教授からもらったものを、おかみとアンゼルモに盗まれて、しかもその濡れ衣をきせられ、親方にも泥棒と思われて暴行を受けたジョルジョのシーンは、読みながら涙が出そうになりました。
ジョルジョと同じ境遇の少年たちが実在していたことを私は忘れてはならないと思いました。

ジョルジョとおばあさんが再会したときの、おばあさんの一言が忘れられませんでした。

ハラハラする!!  (2002-12-15)
私は、「ロミオの青い空」という「黒い兄弟」をアニメ化したものをみて、おもしろかったから読んでみました。
そしたら、原作とアニメとはちょっと話が違う事が分かりました。
上巻より、私的には下巻の方がおもしろかったです。どちらも面白かったのですが・・・。
下巻は約1日で読んでしまいました。私は結構読むのが遅い方だけど・・・

読み出したら、止まらなくなって・・・
それで、夜通しで読んでしまいました・・・。
眠気より続きが知りたいという気持ちが強かったんですね。

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