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有斐閣
グループ:Book
ランキング:20036
価格:¥ 1,995
ポイント:19 pt
発売日:2002-05-01
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カスタマーレビュー ![]()
コンパクトな法哲学入門書
(2008-05-11)
コンパクトにまとまっている法哲学入門書。
身近な問題、興味深い問題をつかみにすることで、初学者でも飽きずに無理なく読めるようになっている。
用語とかの説明も詳しい。
先日、碧海純一『法哲学概論』を読んだので、これと比較してみると、本書の方が、筆者の意見は押さえられていて、中立的であるという点が挙げられよう。
これをいいと見るか悪いと見るかは人それぞれだろうが。
あと、退屈しそうな法思想史はばっさり切られている。
最後に読書案内が付いており、その内容も充実している。
じっくり読めば・・・
(2008-04-29)
「論理的におかしい」などと相手を論難したりすることが日常風景で見られないであろうか?しかし、この世の中、何でもかんでも「論理学」的に正しい言明が通用しているわけではない。
亀本教授が執筆なさった第5章を拝読すると、法的思考を巡り、それに関して「論理的」というのがどういったものなのか、仔細に分析されている。「法的思考」という教授の論文集(できれば、併読したい。また併読をお勧めしたい)の前書きだけをかつて拝読した時、徹底的に論理学を学んで論理学者と討論し、法的思考と論理学とは軌を一にしない(当時はとりわけ「論理的であるべし」ということが意識されたそうだ)と結論付けられたような旨を述べられていたと思う。
薄い本ではあるが、じっくり読めば、先生方の妥協なき研究成果が凝縮されており、得る所の多い書であると思う。
難しくて当たり前の法哲学をわかりやすく
(2007-03-12)
法哲学は法を学ぶものにとって避けては通れないもの(のはずであるが法哲学を学ばない学生も多い)。法学部に在籍している(いた)者にとって、法哲学を学ばない(学んでいない)と言うのは、知的怠惰宣言を行うに等しい。
しかし、法哲学はかなり難易度の高い学問であることもたしかである。しかしそれは当たり前で、難解さは、法の持つ複雑かつ深遠な世界を示している。
したがって、法哲学にわかりやすさは期待していなかったのだが・・・この本は読みやすい!もちろん、わかりやすさと引き換えに、内容を単純化したり表面的議論にとどまったりしていることなどまったくない。難解であることは変わらないのだが、読みやすいのである。
さすがは有斐閣アルマ。学者の自己満足的な教科書とは一味違う。
みなさんの知的好奇心を満足させてくれること請け合いである。
法哲学って面白い!!
(2005-05-31)
法学に魅了されている外国語学部生です。一般教養科目で法学と哲学(政治哲学)を履修して『法哲学』という分野があるのを知り、試しにこの本を初めて手にとってみたんですが、これは分かりやすいです!!
私は全くといっていいほど法哲学の知識がなく、思想家の名前さえも初耳なものが多かったのですが、これは本当に分かりやすかったです!
まず私が助かった点は、難しい専門用語が出てきてもきちんと説明が入り、さらに具体例を多く示してくれるので具体的に想像することも可能で、本当にとても分かりやすかったです。
思想家についてもポイントポイントをまとめて概要を書いていてくれたり、コラムに書いてくれていたりするので、とても見やすく、また読みやすかったです。
最後の方には独学者の為にも役に立つ法哲学書物の紹介もされていて、本当に頼りになる本です。この本のお蔭で法哲学にほれ込んでしまっています!専攻の外国語にも繋がるような色々な知識もあり、現代の日本や法を知る上で自国を見直す良い機会にもなりました。とても勉強になりました。
サイズもそんなに大きくないし、デザインもシンプルで好きです。法学部が専攻の方じゃなくてもきっと楽しめると思います!本当に面白かったです!!
斬新な法哲学の教科書
(2004-09-13)
従来の法哲学の教科書は,アリストテレスに始まって延々と学説史が続き,読者も投げ出してしまうような内容が多かった。この点,本書は,読者に飽きさせない内容的工夫が随所になされている。一例だけあげると,第5章で指摘されている,法的思考と経済学的思考の比較である。ミクロ(更生)経済学の初歩的モデルを用いて,法制度への接近を試みる「法と経済分析」の手法を具体例を通じて平易に解説し,法的思考において参考とされるべき点は費用(機会費用,犠牲)の概念である,と結論付けている点などは,学部生だけでなく,法曹実務家にも示唆を与えるものであろう。ひろく読んでいただきたい教科書である。

