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末川 博

有斐閣

グループ:Book

ランキング:81478

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2005-02

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カスタマーレビュー

法学入門の古典的名作  (2008-01-23)
末川博士は当時、我妻榮博士に対抗しうる西の民法学の権威でした。まだ出版されているのか、わかりませんが、先生の書かれた民法のテキスト(千倉書房)はとてもわかりやすかった。この法学入門の一つの特徴は、文学作品からの引用(各章の冒頭にある)から法学の本質をわかりやすく解く点にあります。特に高校2年生・3年生から法学部1年生あたりにはお勧めです。法学部に入るとラートブルフや法哲学本をいわばアクセサリーとして持っている人に出くわしますが(今はこんな人いないでしょうが)、そういう人に限って自然法と実定法の違いを教えてくれというと逃げ出したりします。この本を題材に「法とは何か」をじっくり考えていただきたいと思います。各法分野の先生の分担執筆としたのも、わが国における法学概論テキストの先駆けをなすものといわれています。法学概論はひとりの先生が全法分野に対しての理解を示すものですから、その学者先生の人格や価値観が全て反映されてしまいます。どうしても、単独執筆の法学入門・法学概論はいい面でも悪い面でも執筆者の個性に引きずられます。法学教育初期段階では視野狭窄になりがちで、これはまずい。その意味で末川「法学入門」がいまだに読みつがれているのは、至極あたりまえのことなのです。

立命館大学法学部  (2007-10-06)
末川先生の著書ではなく、10人の先生達による共著ですのでその点は注意です。
そのうち9名は元立命館大学の教授です。
立命館大学法学部にゆかりのある方、末川先生による20頁ほどの序文に興味のある方、
あるいは法律の本が好きで余裕のある方は一読してみてもいいかもしれません。
とはいえ、法律について真剣に論じられた、新しく読みやすい入門書は近時多く
登場してきていますので、入門書としてはそろそろ世代交代の時期といえるでしょう。
編者の偉大さや本の歴史は、入門書としての現在価値とは直接関係がないと思います。

オーソドックスでアカデミックな本です。  (2005-10-05)
筆者は、立命館大学の元総長。
初版が1967年ですから、歴史を感じます。
法とは何か、とか、法の発展、とか、
最近の読みやすい法学の本が忘れ去った物が本書にはあります。
それだけに、「眠い」部分もありますが、
やはり、学問に王道なし。
このような、きちんとしたスタイルの、縦書きの本も、一冊は必要です。
その意味では、法律を学ぶ皆さんに、是非お勧めしたい一冊です。

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