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山と溪谷社
グループ:Book
ランキング:166512
価格:¥ 1,680
ポイント:16 pt
発売日:2006-01
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カスタマーレビュー ![]()
全て生還例です
(2008-07-12)
評価はこの本が面白くないと言っているのではなく、
ただ三面記事紛いの悲愴な読物を期待する人には
この本の話は皆生還者の話なので、
死者と枕を並べた人の話に比べれば、インパクトは小さいと言うだけです
逆に悲惨な話は勘弁願いたい方は安心して読めます
しかし 興味深い本です
道迷いの発端となった 道間違えポイントの写真が白黒ながら随所に挿入されています
自分が歩く時にも嫌だなと思う様な分岐の写真が並んでいました
間違えた『その後』の措置が違うから自分はこの例の中には居ませんが
山を行くなら誰もがこの遭難の分岐点は絶えず見ていると思います。
早い段階から幻覚を見て悪い方、悪い方へばかり進んで仕舞われた方の例は
いつもの自分でいる事がいかに重要であるかを悟らされます
迷走のプロセスは、机上で見ればいかにもお粗末な対応なのですが、
その時隣にいたとして、お粗末だと、同じ調子で説教出来るとは思えませんでした
遭難者の中には生還された後、私財のカンパで
自分の間違えた 紛らわしい地点に 道標を設置された方がありました
昨今の登山ブームで明峰に人が押し寄せている結果、
静かな山を求めて 整備されていない登山道を訪れる方が増えて居ますが
整備されていない と言う事が どういう事なのか
行き会ってから初めて考えるのではなく、こういう事だ‥と 予めつぶさに見て
決して血迷ってもそれを使わない危機感を自分の中に作って置く
その サンプルの一つには なると感じました
ますます増える道迷い
(2008-02-21)
登山者、ハイカーも高齢化している。この世代は若い頃登山を趣味をしていた人も多い。その頃高い山に登っていても、体力的に低山に出かけることが多くなる。高いメジャーな山は無雪期なら指導標やペンキのマークなどが完備していて迷うことは少ない。低山は見通しが悪く、枝道も多く指導標も充分では無い場合が多い。このような本でたくさんの事例を知る事や、経験者でも経験の浅い人も地図読みの技術は必要だと思う。オリエンテーリングの技術である正置(地図を見るときは必ず地図の北とコンパスの北をあわせてみる事)親指読み(現在地を親指で押さえる)を普段の低山歩きの時から現場で地図読みの技術を鍛えることは有効だと思う。机上で地図を見て解っているつもりでも、現地で迷った時に地図と実際の地形を読み取りリカバリーするのはとても難しい。高齢化により低山歩きが増える事は道迷い遭難が増える原因になりうると思う。

