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堤 未果

ポプラ社

グループ:Book

ランキング:334401

価格:¥ 1,575

発売日:2004-06

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超・格差社会アメリカの真実

カスタマーレビュー

個人的な体験、感想であるがゆえに、強い印象を残すよい本だった。  (2008-11-02)
911の際に、グラウンドゼロの一帯からの避難を体験した筆者の見たアメリカ。
個人のリアルな体験は、読んでいて、とても強い印象を残した。
この本は、歴史的、文化的な(学術的な)考察を期待して読んではいけない。
そういったところに、この本の意味はあるのではなく、
あの事件を、日本人の個人の視線から眺めてみたい時に、読んでみるといい本だと思った。
NGOでの仕事など、ちょっと垣間見えた世界も、興味深かった。

9・11の挫折と希望  (2007-05-13)
 自由の国に憧れて若くしてアメリカに渡って9・11を体験した著者のその後のPTSD・喪失感からの回復と
9・11以降世界平和のために立ち上がった人々との出会いを通じて垣間見た希望が綴られています。
 9・11の記述は臨場感あり、その後の現地の人々の愛国心の高揚と憎しみの連鎖の傾向を見せる怖さの現実
 日本に帰ってみて改めて感じる日本の良さ、「自分の国の長所というのはね、他の文化を通して見たときに初
めて分かるものなのよ。 それともう一つ大事なことはね、日本を愛して自分が日本人であることを誇りに思う
ことが出来なければ、どれだけ英語が喋れたって、えらくもなんともないわ」との言葉は其の通りだと思います。
 その後、日本での反戦活動家たちとの出会いを通じてアメリカの可能性・希望も見出せたこと其の小さな流れ
が大きなうねりになっていくことを願って止みません。
 翻って、対米追従一辺倒の日本の在り方も注意深く見守っていく必要があると改めて感じました。

読みやすく、引き込まれる文章だけに・・・  (2006-08-09)
 9.11の実際の現場の状況、その後のPTSDと体験した者でないと書けない部分は興味深く読みましたが、後半の「米の平和運動家は、非国民としてバッシングされ、9.11の報復を米市民は叫ぶのに、原爆を落とされた日本人は『人類への犯罪』として、繰り返さないよう声をあげ続けている」という部分に関しては、日本で癒された経験からか、日本びいきと思わざるをえません。
 筆者も、イラクの被害を日本のマスコミが政治的に記事にできない可能性が高いと書いているように、米政策に反対する記事さえ発表しにくい日本で、日本の恥部は更に発表しにくい、程度の予想は何故働かないのか?
 現在でも被爆者を切り捨て、米に無条件追随してイラクへ軍人を派遣し、反戦ビラを家のポストに投函しただけで70日間も拘留される日本は、米に比べてそんなに素晴らしいのでしょうか?
 筆者の大学院でのブドロー先生の言葉「世界を一つのユニットとしてみるんだよ!マスコミの報道を聞くときは、そのネットワークを所有しているのが、どの大企業のクソ野郎なのか把握してからにしろよ。それがいったい何によって動かされているか、どんな連中がどんな目的で動かしているかを掴むんだ。」を深く理解すれば、もっと深みのある良い本になったと思います。

講演を聴いた  (2004-12-10)
この人の講演をこないだ都内で聞きにいってきました。本も素晴らしかったけれど、講演もぐいぐい引き込まれて、気付いたら90分が過ぎていました。講演中の堤さんは堂々としていて、目に凄く強い輝きがあって、ひきこまれっぱなしでしたが、演台をおりたらすごく華奢な人でした。話してみると美しい日本語で謙虚な対応で、伝えているメッセージの迫力とのギャップが新鮮でした。早く次の本を読みたいです。現在はアメリカと日本を行き来しながら執筆や講演をしていらっしゃるとのことですが、また講演あったらぜひ行きたいし、ゆっくり話しをしてみたいです。とにかくとても魅力的な方です。

面白かった!  (2004-07-04)
本屋で話題の新刊コーナーにありふと買って見ましたが、他の人も書いている通りリズム感がいいので一気に全部読んでしまい、しかも後半は感動の話がいっぱい出てきてかなり満足度が高かったです。女性のノンフィクションは情緒的という先入観があったのですが、この著者は硬派で、男の自分が読んでもスカッとしました。

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