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法律文化社
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カスタマーレビュー ![]()
らでぃかる
(2006-06-12)
日本国内で北朝鮮の平和思想の普及に貢献した小田実氏を中心として編まれた書物である。
元社民党党首の土井たか子氏も執筆人に名を連ねる。
おもに北朝鮮という平和国家と右傾化する日本に警鐘を鳴らすという意味での主張である。
殺人集団としての軍とそうでない軍の違い、絶対戦争をしない国家とする国家という分別方法がとられる。
正に意味不明!
平和を求めるまっとうな意見がなぜ多数派にならないのか
(2005-10-16)
今まで私は上記(タイトル)のことがとても不思議だった。
小中、または高校までは平和が一番だと教えられた。
平和を願い、「戦争はしないでください」というと「いい子ね」、と
目を細められる。
しか~し!成長し大人の世界に足を踏み入れると、
大人達は実際に平和を願うような行動をとっていない。
あえて幼いころの教えのとおり、平和を願い、
政治的にそういうことに力を入れているところを表だって支持すると、
「変な人、危ない」と警戒される。そうまでなくても支持することを
意思表示することがなんとなくはばかられる。
なぜだろう。この矛盾した世界がとても不思議だった。
この本はこの理由を私のような平凡な市民にもわかりやすく説明してくれる。
話口調であるし、時事問題など用語を脚注にしてくれている点がとてもありがたい。
何より危ないことは
愛国心と平和を願う心は相反せず、重なるはずなのに、
今のアメリカがそうだが、戦争の悲惨さを主調すればするほど
愛国心のかけらもないように批判される社会の風潮は危険だと思う。
土井たかこ氏のことば、「経済問題や社会保障の問題は、
まだ取り返しがつく。しかし平和問題は後になってからでは
取り返しがつかない」
「戦争=殺人」の言葉はわかっていることだが、衝撃だった。
学問の自由にまで介入する教員の平和論
(2005-09-25)
大阪大学大学院国際公共政策研究科では自衛官と大学院との共同研究により安全保障研究を推進していますが、実に画期的な試みだと思います。
早稲田大学などでは「学問の府に相応しくない」という法的にも根拠の無い、学問の自由を無視した理由で自衛官の講演を中止させましたが、安全保障を議論する上でも、また自衛隊の使う兵器にも触れ具体的な性能を知る事で、日本の現実的な防衛力を読み取る上でも重要な事と思います。
同大学院の教員である木戸衛一氏は「軍学協同」と批判しておりますが、彼らの目指す「平和」の対極にある「軍事」(厳密には違いますが)に関する知識も無しにどうして平和・安全保障の議論が出来るのでしょうか?
科学技術の軍事利用に関してもタブーはありません。最新技術の軍事への投入によって平和が保たれるという事実もあります。軍事偏重にならない様な官・民・軍のバランスの問題でしょう。正確には官民軍が一体的となり、戦略性を以って基礎研究を中心に予算を投入すべきなのですが。前述の通り「軍事に関する事は何でもけしからん」という思考も排するべきです。
小田実、木戸衛一を始めとする各氏に「軍隊=人殺しの集団」という意識しかないのなら、それは根本的な誤りです。仮に軍法が存在しないなら単なる暴力集団に成り下がるのは事実ですが、軍隊という強大な力は、軍規という厳格な法で縛られるが故に「軍隊」なのです。
また、それをコントロールするのが官であり民であるのです。それを忘れにようにして、少しは現実的な安全保障論を今後展開される事を期待します。

