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富山 和子

PHP研究所

グループ:Book

ランキング:137070

価格:¥ 693

発売日:2001-10

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カスタマーレビュー

読ませる力のある入門書  (2005-12-06)
 森林、水、土壌の重要性、これにかかわる日本の歴史と現状などを扱った書物。大変重要な問題提起であり、学ぶところが大きかった。
 問題の重要性・緊急性ゆえか、文体にクセがあり、アジテーション演説調、断定調、説教調である。読ませる力はあるが、どこまでが事実(データ)でどこまでが著者の主張なのだろうか、といういささかの警戒感も抱かせる。
 著者が話し急いだ空隙を埋め、さらに体系的な知識を得られるような配慮があると大変優れた入門書になったと思われる。
 内容に照らして、タイトルにはやや違和感がある−−これこそが環境問題なのだ、ということであるとしても。

「土壌」こそ日本の資源  (2005-11-12)
これまで学校で習ってきた社会科の固定概念をひっくり返してくれる。日本の歴史の中で、最も根本的で、最も重要な「土(=土壌)」について、「水」「森林」「稲作」との関連から鋭く警告する。日本に稲作が伝播してきて以来、現在まで続く農業。大陸から伝わりながら、「森の国の農業」として脈々と続く。現在も目にする田園風景は弥生時代からの風景と変わらなかったとする著者が「なぜ、今まで気づかなかったのか」と振り返る。今、自分たちが踏みしめている大地(土壌)に目を向けてみませんか。

「無知」こそが問題である。  (2002-08-10)
「環境問題」も「持続可能な社会」も現代社会のキーワードだ。
でも中身がない。それが本当はなんのことなのかわかってない。
『環境問題とは何か』から解説し始めねばならない理由である。

水と緑と土は同義語。最後は海に流れ出る。
その一連の流れを感じ取ることが、
あなたにとっての「環境問題」の第一歩になるかもしれない。

この本はそれを与えてくれる。文章がややこなれていないのが難点だが。

環境問題の核心についてわかりやすく解説している  (2002-03-22)
現在日本は不況の真っ只中にあり、経済の復興が叫ばれている。しかし、復興の枠組みというのは高度経済成長期あるいはバブル期の日本への回帰ではないだろうか?トマス・クーンは科学には発展はないといったが、いわんや社会科学である経済をやである。GDPという尺度をあてはめて発展、成長としている現在の経済では計れないもの、あるいは計量できないもののなかに、次世代の社会の方向性が記されている。効率重視の経済のありかたから、もっとパースペクティブな視点への切り替えが求められているのである。この本は、その意味で今後の日本、世界のありかたについて示唆してくれる。

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