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竹内 薫

日本実業出版社

グループ:Book

ランキング:263253

価格:¥ 1,680

ポイント:16 pt

発売日:2007-07-26

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カスタマーレビュー

中途半端で不正確  (2008-10-17)
 科学者同士の論争・闘争ははなはだ多く、紙数に限りのある書籍の中でどれを採り上げるかについてはいろいろ意見もあるだろう。
 それにしても、量子論があるかと思うとガリレオ対ローマ法王まで遡る。これの誰が物理学者なのか?
 ミーハー的に目立つ部分だけはピックアップされているが、はなはだ物足りない。心理的駆け引きまで含んだ真に興味深い論争・抗争なら、例えばボーア対ハイゼンベルクなどはもっと面白い(といっては本人たちに失礼だが)。
 特に量子論関係については、他に詳しく紹介されている良書があるだけに、この本の中途半端さが目についてしまう。内容的にも浅く、「シュレディンガーの猫」の解説などは、この本で初めて知った人ならおそらく誤解するだろう。
 もうひとつ根本的なこと。科学者の歴史というから読んでみる気にもなった。しかし著者の主観による「私が」「私が」が煩わしい。「事実」を客観的に述べるのなら「私」は不要ではないか。
 おそらく「軽いノリ」を狙ったには違いないが、その分だけ深みのない、信頼性を欠く内容になってしまった。

物理学者たち  (2008-03-21)
今までアインシュタインやキュリー夫人・ガリレオぐらいしか知りませんでした。
そんな私にも良く分かる内容でした。
著者の物言いの歯切れのよさもよく、私は特に一番最初に書かれていた
『物理学者に必要なのは実力か人気か・・・ファインマンVSゲルマン』
の話がとても気に入りました。

なんだか私もゲルマンの著書を読んでみたい気持ちになります。
その章のなかで一生懸命文章を書いてもベストセラーになることのできなかった
ゲルマン。と、はたや、始めから文章を書くことが苦手だったファインマンは、
自分の言った言葉を上手く文章にまとめられる人にまとめて書いてもらったと・・・

この本で面白いのは常にその人物に着目した観点から文章が書かれていることだと思います
下手に、この物理的現象はこうこうこういう理由からこうなって・・・
さらにそこからこの物理的現象が生じる・・・
などと回りくどくなく分かりやすく、楽しく物理学者たちの秘話を知れて
なんだか得した気分です。

物理ってなんだか小難しいイメージを持っていましたが、この本を読んで物理に興味を持つことができました。

物理学者をVSにした面白さ  (2007-11-05)
アインシュタインやファインマンに湯川秀樹など、有名な物理学者を対にして書いた1冊。
物理学者VS物理学者というパターンだけでなく、ランダヴVSスターリンや、ノーベル賞VSフランクリンメダルなど、物理学者を巡る他方向からも対にした所にこの本の面白さがある。
もちろん、物理学者毎に、携わった理論や数式について簡単な解説もついているので、過去の偉業を好色的に書いてる本ではない。

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