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日本実業出版社
グループ:Book
ランキング:24566
価格:¥ 1,680
ポイント:16 pt
発売日:2002-11
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カスタマーレビュー ![]()
総花的でかえって分かり難い
(2005-03-30)
写真レンズのことを勉強したくて購入したが、(よく見てみれば)書名にもある通り、カメラのことについてのみ語られているわけではなく、「レンズ一般」といったところからの切り口になっている。そのため、本のサイズ、ページ数から考えればかなり欲張った守備範囲となっており、「チャート式参考書」のような編集がなされている割には変に退屈で、各項目とも消化不良。一方、初心者が読むには用語、あるいは内容の解説が不十分なまま放り出されるようなところがあり、フラストレーションが溜まる。図解は大目だが、実際の撮影例(あるいは解説されている理屈が実際の画像上どう見えるのかといった実例)などは少なめで、やはり不親切に感じる。値段もほどほどだが、内容も中途半端な気がする。あまり得した気にはなれない。
入門書によい
(2004-09-29)
入門書やレンズ用語解説としては奨められる。和書の類似書と比較すると、カバーする範囲は広い。
ただ、当然ながら説明は簡略なものであり、なぜそうなるのかを理論的に答える力はない。ところどころ、論理の飛躍や、持って回った説明が気になる。理系の人間なら、他の専門書を読むべきだろう。
こんな本が欲しかった
(2003-04-21)
やっとめぐりあえた、というのが最初の感想です。レンズのことを一般向けにわかりやすく書いた本が無いなかで、こんなのが欲しいなと思っていた本、しかもその期待をずっと超えた本です。
素人にもわかりやすく、しかも、レンズに関する重要なことがほぼみんな、歴史・基本から始まって材料や作り方を含め説明されています。身の回りの例も、へーこんな風に使われていたんだと次のページをめくるのが楽しくなります。
式は最低限にして、図を用いてわかりやすく簡潔に説明してくれています。例えば、収差とか被写界深度といったことは、専門書では数式を基に書かれますが、この本では図を使って説明されます。主点とか正弦条件といった言葉は専門家しか知らない用語ですが、この本では本質を簡潔に説明してくれています。それでいて、大事な式はきちんと書かれていて、基本的な公式集の代わりにもなる重宝な本です。
眼や望遠鏡・カメラから始まって、身の回りや産業機器のレンズ製品についても紹介されています。車のCD・DVDは振動があるはずなのになぜ「針跳び」しないのか、ずっと疑問でしたが、この本の光ディスクのしくみの説明を読んで納得しました。デジタルカメラや液晶プロジェクタなどハイテク製品が、レンズの工夫の数々で支えられていることを知りました。
名レンズ設計家の系譜を受け継ぐレンズ屋さんのレンズにかける熱い思いが産んだ、平易簡明ではあっても蘊蓄に裏付けられた、レンズ入門の名著。

