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日本経済新聞出版社
グループ:Book
ランキング:10440
価格:¥ 2,100
ポイント:21 pt
発売日:2007-11-13
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カスタマーレビュー ![]()
過去の意味
(2009-06-22)
Economic historyである。経済大国アメリカを眺めれば、市場経済の尻尾や山積した課題が見えてくる
前FRB議長グリーンスパン氏が、当時、何を考えていたのか方向性や背景を知りたくて読んだ
オバマ政権に変わり、現FRB議長バーナンキ氏がどのような打開策を立てているか背景を推測しつつ比較対象し読んでいる
ブラックマンデーや日本のバブル崩壊、有事における経済動向、消費者動向を考える時
実際に何がどのように動き、影響を与え、変化したのかがわかる
当時は、憶測も飛んでいたが渦中では何を考えどのような対策を打ち出し、評価は?と続く
色々な視点で眺めることができ、そうだったのかと胸に落ちるも多々あり
時代背景や社会経済事情を含め、表現もわかりやすく読みやすい
お勧めします
経済に対する姿勢と共にその人柄を知ることも出来る
(2009-02-04)
幼少期の描写を少なく留め、おそらくは多くの読者が望むであろう、民間エコノミスト時代、FRB議長時代の経済情勢と、それに対して下した判断とその思考過程に関する記述が多くを占めており、好感が持てる。特に、著者が関係した歴代政権の経済政策決定プロセスに関する記述は、経済面だけではなく政治面についても様々な示唆を与えてくれ、読んでいて楽しい。
本作を読むと、アメリカの共和党と民主党の党員が、大学教授などの本業をこなしながらも政党活動に関わり、その結果として政権運営に携わっていることが分かる。この仕組みの中で、優秀な経済学者などの人材はそれぞれの政党にプールされ、政権を支えるメンバーとなる。これは、政党側にもメリットがあるし、経済学者にもメリットがある。
経済学は物理学などと違って、実験室で理論を検証することが余り出来ない。小規模な対照実験により検証できる部分もあるが、金利・マネーサプライと景気の関係など、社会を犠牲にしてしか検証できない部分もある。しかし政権中枢にいれば、自分の経済理論を実地で検証する機会に恵まれることになる。失敗すれば批判を浴び二度と立ち直れなくなるかもしれないが、成功すれば賞賛の声と、もしかすると何がしかの実益を得られるかも知れない。
一方、日本では、政権内部に著名な経済学者が入ることは、余り無い気がする。これは、学者が政治に関わることを禁忌とみなす風習があるのかもしれないし、自分の理論が明確に否定されることを避けたいと思っているせいかも知れない。たいてい彼らは政権外部から批評のみを行い、自分の手で経済を動かそうとはあまり思わないようだ。このような姿勢では、他にも理由はあるかも知れないが、日本人がノーベル経済学賞を取ることは難しいだろう。
(最近では竹中平蔵氏がこの例外だったが、構造改革の否定という一語の下に、その価値が全て切り捨てられる傾向にある。これは政治への学者の取り込みを目指す際にはマイナス要因になるだろう。)
回顧録なので、若干自身の表現が美化される傾向にあることは差し引いて見るべきかもしれないが、色々と考えさせられるところの多い作品だと思う。
ありがとうございます、グリーンスパンさん
(2009-01-27)
もしかしたらとは思っていましたが、ユダヤ系のご出身ということで、構成が緻密、知性と知識に裏打ちされた難くない語り口の講演を聴かせてもらえた感じです。
読んでいて一番驚いたのが、グリーンスパンさんはエコノミストになる前、ジャズ奏者であったということ。なんとスタンゲッツと譜面を並べ練習に励んだという話。天は二物を与えたもうたかと思いましたが、スタンゲッツにはその才において、比ぶべくもなかったと彼の偉大さを讃えています。もしかしたら、後段との絡みから、アメリカという社会では、職業選択の自由はほぼ完全に保証されているんだよと、おっしゃりたかったのかもしれません。
もっとも勉強になったのは、市場と闇市場との違いに関する説明を受けたときです。闇市場では、個人の財産は法によって保護されない。よって闇市場ではすべての個人が公平かつ自由に参加し、活動することができない。闇市場で一切を仕切るのは、その闇市場のボスであり、そのボスがそこでの法律であり、何があろうとも最受益の地位にあるのも、常にそのボスであるというようなことを、崩壊直後のソ連を例にとりながら、まるで物語のように教えてもらえました。が、完全にフェアーな市場というものが、差別や偏見といった呪縛から完全に逃れることのできない人間に、ましてや各々異なった法体系を持つ国家を超越し、全世界人類に対して創出できるのだろうか、という疑問は発生しました。そういった意味では、アメリカの建国自体さえも、今もって鋭意継続中である壮大な実験であると、言えるかもしれません。
もちろん、オバマ大統領がアメリカ史に現出したように、人類は一歩一歩それらの欠点を克服し、ここまで進歩してきたのだと思います。そしてその完全なるフェアーが、目指すべきものであるとは、日々痛感しています。09001
マエストロの評価も暴落した
(2009-01-03)
一昔前は絶大な評価を得ていたマエストロの評価も今回の金融危機で地の底に落ちてしまった。
今この本を読むとマエストロとよばれた著者の滑稽さとそれを絶賛する世界の浅はかさだけが浮かび上がってくる。
やはり能力のない人間が大きな責任を背負う仕事をするべきではないということを再確認する。
なによりもよんでいると怒りすらこみ上げてくる本である。
読む価値なしww
(2008-12-19)
FRBっつう民間銀行の過去の人の回想録っすねww
読む価値ないっすねww

