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日本経済新聞出版社
グループ:Book
ランキング:4437
価格:¥ 2,625
ポイント:26 pt
発売日:2007-01
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カスタマーレビュー ![]()
ヘッジファンド屋さんたちのことを書いた真面目な本
(2008-08-26)
ベテランで現役のプレイヤーで、モルガンスタンレーでエライ人もやった著者の、ヘッジファンド屋さんたちの人間味あふれる姿。金融関係に限らないかもしれないけど、自分で勝負している人以外の話は聞く価値はないと思う。
表紙やタイトルは、なんかいかがわしいけど、内容はとても真剣だし、学ぶところが多い。
この手の話は、適当に外から見た上っ面だけをさも当事者かのうように書いてたりするけど、その手の本とは別格で読むに値します。
訳者の望月衛さんの訳書は、いかがわしいタイトルになってるになってるのが多いけど、内容はどれも真剣で読み応えのあるものばかりです。
なんでもうちょっと内容を連想させるようなタイトルが付けられないんだろう。これだって、全然アブない錬金術師たちの話ではないです。アブない話が好きな悪い子ブリッ子に売りたかったのかもしれないけど、もっと大きくて届けるべき読者層に届きにくくなってると思う。もったいない。
投資で失敗したあなたへ、もちろんわたしにも
(2008-04-18)
著者はモルガンスタンレーで長年ストラテジストとして活躍した後、齢70にしてヘッジファンドを立ち上げたという異色の経歴の持ち主。
当然のことながら、著者は膨大な知見を持っており、歴史上の人物(ケインズ、チャーチル、バルーク、リバモア)はもちろん、同僚同士の投資家(いま話題のブラックスワン、まぐれ、のタレブも登場)の投機を巡るさまざまな逸話が展開される。
読めばわかるが、過去から現在に至るまで、投資家は失敗を繰り返しているのだ。だからといって、彼らは戦うことはやめないのだ。
終章のケインズのくだりが、意外性があり面白い。
自由を謳歌する市場の内幕を描く
(2008-04-11)
生き馬の目を抜くウオール・ストリートは今や「ロケット・サイエンティスト」と俗称されるハイテク頭脳が流入する合戦場と化しその舞台も世界のあらゆる市場に広がっている。その間にも常に耳新しい新規商品が創出され、なかでも株式ばかりでなく債券や通貨や商品などを組み入れた「ヘッジ・ファンド」が注目を集めている。そのヘッジ・ファンドも一様ではなく、著者によれば市場商品の組み合わせと投資手法によって大きく七種に分類される。そしてその上にまたこれらのファンドを投資対象とする「ファンド・オブ・ファンズ」があり、市場全般に目配りを利かせ、リスクの分散にも適しているところから目下のところこれが花形商品の座にあるらしい。
「ヘッジ」という言葉に騙されてはいけない。それは往々にしてレバレッジを利かせ、かつそれぞれの市場のあらゆる取引手法を駆使するリスク商品である。当然の帰結としてそれらのリスクをどのようにコントロールするか(リスク管理)が至上命令となる。またこれらのあわただしい動きをするファンドのために、融資を行い、売買を執行し、財務諸表を作成し、資産の保管を行う「プライマリー・ブローカー」という業務分野も派生している。
ここまでの説明を読んでどれだけの人が本書を読む気になるだろうか。この世界はあまりにも複雑である。すでにノーベル経済学賞受賞者たちが運用する巨大ヘッジ・ファンド(LTCM)が壊滅し、今またサブプライム・ローン関連の金融商品市場が崩壊してアメリカ発の世界恐慌が懸念されている。ウオール・ストリートで展開される「貪欲と恐怖」のせめぎ合いはやがては市井一般の人々も巻き添えにする。著者はこれらの現象をあからさまに批判することはしないし、本書にはこれという結論もない。しかし行間に読み取るべき示唆は数多い。一つだけ日本人にとっても見逃すことのできないコメントを紹介しないではいられない。「平均的なアメリカ人に、自分の社会保障基金口座を運用させ、資産配分を自ら積極的に行わせるというネオコンのアイデアは狂気の沙汰以外の何物でもない。」悲劇の芽は早々に刈り取らなければならない。
内幕がよく分かる
(2007-10-21)
現実に近い様々なファンドマネジャーが登場し、その武勇伝、精神的苦痛、報酬など多岐に渡って綴られている。ここまで色々な生活が覗ける本はないのではないだろうか?400Pと豊富だし、巻末には専門用語の解説付。
感想としては、
・ファンドマネジャーが無名だとお金を集めるのがとても大変である
・とてもストレスフルな仕事である
・成果主義でベンチマークを下回ると顧客に解約されてしまう
などが印象に残った。(このネタが繰り返し出てくるから…)
個人的には最後の方にあるショートストーリー的なものも好き。また、ウォールストリート日記(http://wallstny.exblog.jp/)でもオススメの一冊。少し高めの本ではありますが、読む価値は十分にあると思います。
ヘッジファンド業界の話がよくわかる
(2007-10-02)
この本は面白いです。
ビッグスはロング/ショートのファンドマネージャーですが、
業界の内幕がよく書かれていて、とても面白いです。
ファンダメンタルズの投資家にはヒントになることも多いと思います。

