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小川 敏子

日本経済新聞出版社

グループ:Book

ランキング:15747

価格:¥ 2,100

ポイント:21 pt

発売日:2007-05-24

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カスタマーレビュー

会社は一人ひとりが作るもの  (2008-11-02)
著者がアメリカの方なので、どうしてもアメリカの会社ばかりになってしまいますが、まさしくマーベリックな会社が紹介されています。銀行や、ゲーム会社、日本でも突出した会社として有名なグーグルやシルク・ド・ソレイユ、サウスウエスト航空なども出てきます。

どこの企業にも共通しているのは、それぞれ、自分達が何をすべきなのかということを理解しているところです。お客様に対して、社会に対して。

実は、これを分かっていない企業というのはたくさんあると思います。「いい商品、サービスを提供します」と謳っている企業さんは多いです。わたしたち顧客に対してのメッセージはそれでいいと思いますが(もしかしたら足りないかもしれません。いい商品、サービスと言うのは既に当たり前品質になってきています)、内部に対してそれでは、いけないと思います。

「いい商品、サービス」…それはなんでしょうか。どんな価値を提供するんでしょうか。ちゃんと企業としての言葉で語れないと、この先は生き残っていけない…。この本を読んで、改めてそう感じました。ただ、儲けよう、お客様に尽くそうだけでは、お客様の心に届かなくなってきている。

経営企画部などに所属される方、経営に携わる方、そして、普通の社員の方にもぜひ読んでみていただきたい本だと思います。

一人ひとりがこういった意識で仕事ができれば、もっともっと企業と言うのは変わっていき、社会も変わっていくと思います。(希望もこめて)

ビジネスの本質を、そしてビジネスモデルを考える際にとても有効  (2008-02-11)
企業の経営企画部門の方など、ビジネスの本質を考えるときに有効。
時に経営者に読んで欲しいと思う本です。
 
冒頭、「未来を予測する最良の方法は、未来を創造することである」
という科学者アラン・ケイの言葉で、時代に合わせるビジネスをと
考えがちなアタマをガツンとやられます。
 
頭でっかちのMBA理論を振り回すのと違い、その会社がなくなって
困る人がいるか? というアプローチでビジネスの本質を論じます。
「サウスウエスト航空は航空会社というビジネスを行っているのでは
ない、同社は”自由”という名のビジネスをしている(攻略)」と。
 
競争や人材についても他にないアプローチで、人材についても考え
させられます。3章ごとに「マーベリックからのメッセージ」が
まとめられており、中だるみしないで読みやすい本です。

「神は細部に宿る」式で丹念に描く未来の組織と競争力  (2007-06-14)
マーベリック企業とは、型破りな、一匹狼的な、独自な発想で
スケールの大きな挑戦に挑む企業、組織ということらしい。

ところで本書で圧巻なのは、その事例の組織、企業、コミュニティの
豊富さと、取材の丹念さ。とにかく、詳細な事実をこれでもか
というほど積み上げて、テーマを整理していく手法ははパワフルです。
競争戦略、イノベーション、顧客関係構築、人材革命、そして仕事の再構築
というような整理をしていますが、何度も登場するのが、オープンソース
ムーブメントのメタファー。これからは、人材もイノベーションも
組織内ではなく、ネットワークをいかに活用できるか、が、独創性と
あいまって、重要になると何度も説いています。

シルク・ド・ソレイユ、リナックス、グーグルなどは、何回となく
登場するのは当然として、ネット以前の企業、金融・サービス・製造など
も、ネットだけでなく、新しくよみがえって差別化を推進した、
新生ブリック・アンド・モルタル企業として21世紀にイノベーションを
巻き起こしていることがよくわかります。

とにもかくにも、ネット世界で人、モノ、情報を活かし、組織とは?
競争とは?利益とは?など多岐にわたる影響を、細部の描写を徹底して
描いた、まさに今読むべきビジネス書です。
巻末の付録も充実して、誠意ある書になっています。

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