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David G. Luenberger
今野 浩
枇々木 規雄
鈴木 賢一

日本経済新聞社

グループ:Book

ランキング:94813

価格:¥ 5,040

ポイント:50 pt

発売日:2002-04

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レビュー(Amazon.co.jp)

   本書は、最適化・制御理論の分野ですぐれた業績をあげたスタンフォード大学のルーエンバーガー教授による著書。原書『Investment Science』からの邦訳は、この分野を専門とする3名の理工学系大学教授が担当した。工学的な視点に貫かれ、「投資のための科学」の恩賜をあらわした本書は、出版以来、アメリカでこの分野の定番教科書となっている。

   内容は4部構成、全16章だて。第1部「確定的なキャッシュ・フロー流列」では確定利付証券にからめてポートフォリオのイミュニゼーション、応用金利分析理論についての解説が加えられている。第2部「一期間確率的キャッシュ・フロー」では、CAPM価格付けモデルはもとより、証券市場線、ベータ・システマチック・リスクの解説がなされ、さらには対数最適価格、有限状態モデル、リスク中立価格付けなど、最新の理論が網羅されている。

   第3部「派生証券」では、先物、先渡し、スワップを交えた派生取引はもとより、資産ダイナミクス・モデルの展開を目指して、2項格子モデル、ランダムウォークとウィナー過程、伊藤の定理、さらにオプションに関してはブラック=ショールズ方程式の考え方が収められている。第4部では、最適ポートフォリオ成長を考えた「一般的キャッシュ・フロー流列」設計方法が示されているが、いずれの章においても、金融商品の解説に終始することなく、投資環境の特性までが分析の対象となっている点に注目したい。

   関連するトピックスは、単純なものから高度なものへと順を踏んで幅広くカバーされている。さらには豊富な練習問題、充実した索引による使い勝手の良さが相まって、この本は数式にアレルギーの少ないMBAホルダーはもとより、意外に幅広い読者層に受け入れられるのではないだろうか。微積分に長けた金融エンジニアでないと無理、と考え本書を避けていては、思わぬ機会損失を被ることになるかもしれない。待望の、金融工学バイブルの登場である。(任 彰)

カスタマーレビュー

理系には絶対お勧め!  (2006-02-27)
金融工学の入門書は、文系の方にも読みやすく
するために数式を少なくし、
結果の数式だけ紹介し、
「この式ってどっから出てきたの?」
っていう疑問を抱く本が多い。

しかし、本書は数式をしっかり追っているため、
数式を苦にしない理系の方にとっては
絶対お勧めの入門書である。

工学的見地から書かれた俯瞰図的名著  (2003-07-31)
金融工学・数理ファイナンスの入門書には大別して、数理統計学的見地から書かれたもの、シミュレーションや実戦的な確率論的見地から書かれたもの、そしてOR的見地から書かれたものの3つがあるが、その中でもORの見地から金融工学を概説したものとして非常に興味ある作品である。しかも同一分野ではあまり例を見ない包括的で、いたるところ工夫に富んだ一大解説書である。数理統計学的見地から金融工学という高い峰に登ろうとして困難を感じている方々は、是非こちらの道から一度登ってみるとよいかもしれない。これまでとは違った景色や楽しさを感じることができるだろう。

金融知識の整理に最適  (2002-11-15)
投資理è«-がä½"系立ててæ•'理ã-てある良書。きわめて基本的な概念から丁寧に定義、説明ã-てくれるので理解ã-やすい。ã-かã-説明のè«-理展é-‹ã¯ã»ã¨ã‚"ど数学で説明されるので数学の知識がå¿...須となる。数式によるè«-理展é-‹ã‚'追うだã'でなく、例題が豊富に示されているので例題で理è«-の意å'³ã™ã‚‹ã¨ã"ろã‚'理解するように努めるほうが良い。また、理è«-ã‚'理解するレベルにとどまらず理è«-によって導かれた結果の限界ã‚'理解するとã"ろまで踏み込む。ã"の領域では統計学の知識がå¿...須となる。é‡'融理è«-が与えてくれる数å­-と言うのは「推定値」であり推定値のå"è³ªã‚'統計学によって評価する作業がかかせない。「å...¥é-€ã€ã¨ã‚るがå†...容は高度。å...¨ãåˆã‚ã¦é‡'融工学ã‚'勉強する人にはå'かない。ã"の本の優れた点は膨大な理è«-が極めてã!‚³!!ンãƒ'クトにä¸"つわかりやすくæ•'理されている点にある。実務経é¨"è€...やé‡'融理è«-ã‚'一通りç¿'å¾-ã-た人å'ã'であろう。一æ-¹ã§ã"の本の欠点はテクニカルなå†...容に終始ã-ているã"とだろう。実際にã"れらの理è«-ã‚'実務で応ç"¨ã-たå '合(統計学的限界以å¤-の)どのような問題が発ç"Ÿã™ã‚‹ã®ã‹ãŒã»ã¨ã‚"ど示されていない。その意å'³ã§ã¯å...¥é-€ã¨è¨€ãˆã‚‹ã®ã‹ã‚‚ã-れない。

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