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Jared M. Spool
Will Schroeder
Terri DeAngelo
Tara Scanlon
Carolyn Snyder
篠原 稔和
三田 仲人

東京電機大学出版局

グループ:Book

ランキング:315122

価格:¥ 2,520

ポイント:25 pt

発売日:2002-07

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レビュー(Amazon.co.jp)

   Webサイト構築の過程では、グラフィックデザインや編集などさまざまな視点からのアプローチがなされている。しかし残念なことに、使い勝手に関してはスタンダードなものがない。Webサイトが主要メディアとなった今、そのユーザビリティが重要なファクターとなっている。

   本書は、Webサイトにおけるユーザビリティテストの数々の実施事例と、その分析方法について詳細に解説したものである。本書は、ユーザビリティテストについて3部から構成されている。第1部「調査結果」では、9つのサイトに対して実施したユーザビリティテストの分析を行い、その結果からWebサイトの制作に関する推論を導いている。また、ナビゲーション、リンク、検索、比較、ページレイアウト、グラフィックといった視点からより良いWebサイトの法則を考察している。

   第2部「サイト・アラカルト」では、テストを行ったWebを評価の高いものから紹介し、それぞれの分析と特徴を述べている。第3部「サイトをテストする」では、著者たちによるユーザビリティテストの具体的な実施方法を紹介している。本書で取り上げられている内容は、Webサイトデザインの理論ではなく、調査データをもとにしたレポートである。ユーザーが特定の情報を探すときのWebサイトの使いやすさと使いにくさを理解するうえで、貴重な資料となるだろう。Webサイト制作に携わるすべての読者へおすすめしたい1冊である。(大塚佳樹)

カスタマーレビュー

入門書ではない  (2005-01-14)
この本は、入門書ではありません。また、解説書でもありません。この本は、ただ実験結果についてのみ語っています。それ以上でもなければ、それ以下でもありません。

第2部「サイト・アラカルト」は、第1部のサイト別のまとめであり、内容的には第1部とほぼ同じです。この45ページは、どう考えても無駄です。

テスト自体は1997年に行われており、それが本国で本になったのが1999年、そして翻訳本の初版が出版されたのが2000年と、実に3年が経過しています。

また、Jakob Nielsen博士の記事が、1996年、1999年、2002年、2003年に「ウェブデザインの間違いトップ10」と題して公開されていますが、これらをご覧になっても分かるとおり、環境の変化により、また制作者の意識向上により、Webにおけるユーザビリティは変化しつつあります。

現在、まだ有効な内容ではありますが、実質100ページを切り、またサイトのキャプチャ画像が多数使われているこの本からは、あまり多くの情報を得ることはできません。ユーザビリティに関する調査が進展している今、もっと良い書籍があるはずです。
費用対効果の少ない本です。私はあまりお薦めしません。

衝撃的な結果にビックリ  (2003-01-27)
 色々なWEBサイトを見て、自分でもHTMLやcgiをいじったりしてみた。その過程でWEBサイトデザインについても、何種類か本を読んだり、色々情報を集めたりしていたが、この本は一番衝撃的であった。

 グラフィカルでクールなデザインよりも、テキスト中心の地味なページの方が、ユーザビリティに優れているとは誰が最初に見抜けるであろう。少なくとも私は本書を読んで頭を殴られたような感じがした。

 本書はいくつかの課題を実際にユーザーに与えて、その行動を観察し、分析することで成り立っている。検索中心の課題ではあるが、WEBの元々の使命を考えると検索中心の情報発信であるから、このアプローチは正しいと言える。分析も、ユーザーの行動から結果的に導かれることが、WEB画像のキャプチャと共に丁寧に控えめに述べられているに過ぎないが、それは確固たる事実として提示される。
WEBページ制作者も、WEBサーファーも、是非一読することをお薦めする優良書です。本としてのボリュームの少なさも、爽快な簡潔さという感じですごく気に入った。

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