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東京創元社
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カスタマーレビュー ![]()
よくできた娯楽小説
(2007-12-14)
森薫の漫画「エマ」で興味をもって買いました。
とてもよく出来ていて、続きが気になり、一気に読んでしまいました。
主人公のルドルフ・ラッセンディル氏がとても魅力的。
少し血なまぐさいのが気になりますが、あまり深く考えて読んではいけない、正統派の娯楽小説です。
続編も収録されているのがよいです。
続編は話の収拾がつかなくなった感があり、作品の出来はゼンダ城の方がはるかに良いですが。
翻訳がとても上手くて読みやすいのが嬉しかったです。
冒険活劇の王道
(2005-10-30)
何か考えさせられるわけでもなく、ただ単純に面白い。王様、姫、権力をねらう悪、剣と勇気、叶わぬ恋…と冒険物のエッセンスが詰まった作品。
ルリタニアヘ行きたくて
(2002-08-24)
読む人は注意しましょう。この本の舞台はルリタニア王国という「架空の」王国です。でも、この小説には不思議な感覚があります。リアリティーっていうのとは違いますが、こんな国がほんとにあったらいいなと思わせてくれる、そんな感じです。お城があって、王様がいて、お姫様がいて、勇者がやって来て、勇者は姫と恋に落ちる……それだけではありきたりですが、勇者は王様とそっくりだったために冒険が始まります。
ルリタニア王国は、僕たちが想像する一昔(も二昔も)前のヨーロッパそのものです。でも、もう一度言います。(表紙カバーにはご丁寧に地図までついていますが)ルリタニア王国は存在しません。残念ながら。
この本の虜に
(2000-11-27)
後日談のヘンツオ伯爵も一緒に読めてお買い得な感じである。まあ話はいつものとおりで、三銃士とかアーサー王とか騎士道もので安心して楽しめる。話としてみれば、最初の“大使館武官の話”のフリと最後のオチは別になくてもいいし、全般的に悪役にもう少しキレがあってほしいものである、カッコだけじゃなくて(笑) それにしても、人が何かをする動機づけとして自分の利益だけじゃない好例があるし、二人が拳銃を向け合っているとき先に下ろすのはどちらからか? というあたりは楽しめる。
あとは勝手な法則だけど、物語において主要な場所+人物=10が、読みすすめていくのに限界に近い数字という意識をもっているのだが、この作品では場所3+人物7=10くらいのバランスが人の描き方の上手さとよくマッチングしていると思う。発言における性格づけが上手くて、後半になるとこの場面ではこう言うだろうなという発言がきちんと出てくるので、おもわずにやりとさせられてしまう。

