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東京創元社
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ドラキュラ伯爵―ルーマニアにおける正しい史伝 (中公文庫BIBLIO)
カスタマーレビュー ![]()
原作はやはり違うな
(2007-08-05)
どっしりとした感じ。重厚だな〜というのが最初の感想でした。
作品は、書簡体で書かれており、序盤は1人の人物の日記で書かれているため、伯爵の様子は城の様子などが書かれていて、ゴシックの彩り濃厚。
中盤からは人物が増え、遠巻きに伯爵とその関係する物がかかれるため、物語に伯爵の不気味さを伝えております。
後半のドラキュラ伯爵を追跡する所も、なかなかの迫力!!
映画の印象が強かったんですけど、こうして原作を読むと、非常に深みのある、そして面白みのある作品だったんだなと思いました。
映画とはだいぶ違います
(2006-07-28)
何かに載ってたダイジェストが面白かったので買ったんですが、ダイジェストと違って日記や電報などで話が構成されているので小学生だったその当時は読むのかなりきつかったです。今では好きなんですがやっぱり長すぎるとも思います。その後観たハマー版の吸血鬼ドラキュラもだいぶ違う作品になってるなって思いました。もしハマー版のドラキュラを観て面白いと思って原作読もうと思ってる人はほとんど別物なのでちょっとキツいかもしれません。ヘルシングもそんなに活躍するわけじゃないです。
まさに「ドラキュラ」の原点(原典)
(2005-09-02)
まさに「ドラキュラ」の原点です。
なぜ「吸血鬼」の原点と表現しなかったかというと、「吸血鬼」自体は本書が執筆される以前から、伝説などで存在していました。
ですが、後に映画をはじめとする各種メディアでの「吸血鬼」や「ドラキュラ」は、まさしくここから始まったのだと言えると思います。
ドラキュラの名前を知らない方は、誰もいないと思います。しかし、ドラキュラの起源を知っている方はかなり少ないと思います。
吸血鬼ものやドラキュラものの映画や各種作品を続けて読みたい、と思われた方は、その前に原点を本書で確認することをお奨めします。
吸血鬼ドラキュラ=太陽に弱い、というのが世間の常識ですが、原点となる本書では、ドラキュラは真昼間から歩いています。それだけでも個人的には衝撃でした(ちなみに、90年代に作られたドラキュラの映画は、これを正しく反映してました)。
訳が古いので、ちょっと読みにくいかもしれませんが。
私の読み方
(2002-10-30)
ドラキュラ物の原点中の原点であるこの作品。物語の本質はドラキュラの恐ろしさではない。
未知の脅威を前にしても人間は地に足をつけて誠実に、そして前向きに対処しなければならない。
そして人間という無力な存在の底力が発揮されるとき神は決して人間を見放さない。
これはホラーではなく人間賛歌の物語である。
登場人物の心理描写が丁寧なので物語の展開が遅い。
そこがこの小説のよいところ。
吸血鬼ドラキュラ
(2002-09-14)
巷にあふれるすべてのドラキュラ物の原点となる作品でありゴシック的な重厚な雰囲気を感じさせる。作品はすべて複数の人々の日記形式でかかれており、それでいて引き込まれてゆくようなひとつのストーリーを形成していてとても読み応えがある。吸血鬼物のバイブル的な作品であり吸血鬼好きにはぜひ一読をお勧めする。

