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東京創元社
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カスタマーレビュー ![]()
デ・ビアスが世界中のダイヤモンドを牛耳っていた頃のお話。
(2007-09-25)
つい最近までダイヤモンドは南アフリカの鉱山を押さえていたデ・ビアス社が価格から供給量まで完全にコントロールしていました。自身の鉱山以外のダイヤ原石は全て買い上げ、デ・ビアスを通さないとダイヤの原石は手に入らないという状況を作り出していました。このことはダイヤモンド・シンジケートと呼ばれ、本作の背景となっています。
その後ロシア・中国・オーストラリア等で埋蔵量の豊富なダイヤモンド鉱山が発見され、さすがのデ・ビアスも全てを買い取ることは難しくなり、以前のような完全なコントロールはできなくなってきたようです。ルイ・ヴィトン・グループがデ・ビアス・ブランドのジュエリーを発売した時には、とうとうデ・ビアスもルイ・ヴィトン傘下に入ったのかと思いましたが、そんな単純な話ではありませんでした。デ・ビアスはそんな半端な会社じゃないですね。
フレミングはデ・ビアスを中心としたダイヤ・モンド・シンジケートについてのルポルタージュも書いています。本作ではその時のネタを使っているようです。全盛期のデ・ビアスの世界を垣間見れます。
ちなみにタイトルの「ダイヤモンドは永遠に」はデ・ビアス社のマーケティング担当者が考えたキャッチ・コピーです。原文は"Diamonds Are Forever"で、日本のコマーシャルでは「ダイヤモンドは永遠の輝き」と言っていました。「婚約指輪は給料の3ヶ月分」とも言っていましたね。
船上での殺し、そしてティファニー
(2007-07-31)
映画本編とはまったく違うリアルなダイヤモンド密輸を描いた本作。
まずシリーズ第二作で瀕死の重症を負ったフィリックス・ライターの復活は非常にうれしい。彼とボンドとの久々の会話や、諜報活動は面白い。
そして今回のヒロイン、ティファニー・ケイスはとにかく魅力的!今までの作品に出たヒロインとは違うアクの強いキャラクターで、かなり個性的だ。
中盤少しばかりだれるものの、最後の船上におけるボンドと殺し屋コンビとの決戦は見もの。本作中でもかなり手に汗握る描写がされていて、素晴らしかった。
映画とは違う趣き
(2005-03-17)
映画ではショーンコネリー降板後の1回限りの再登場となった
作品で、やたら派手なアクションが目立ちますが、原作はダイヤ
モンド密輸ルートを追って、最後はアメリカのギャング団に行き
着く冒険活劇です。地味だけど、面白い!
映画とは違うジェイムズ・ボンドを知ってほしい。

