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枡野 浩一

筑摩書房

グループ:Book

ランキング:24670

価格:¥ 1,365

ポイント:13 pt

発売日:2000-12

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カスタマーレビュー

短歌を知らないわたしにもあなたにも  (2005-12-17)
現代語で詠む短歌。一見、かんたん。でも読んでみたら「かんたんではない」ことがわかる。ではどのあたりが難しいのか、現代語で短歌を作るには何に注意しなければいけないのか。雑誌『キューティー・コミック』に投稿された短歌を例に取りながら、それがわかりやすく書いてある。扱いきれない文語を無理に使う必要はないというアドバイスや、同じ内容の歌を五通りの言い回しで考えて吟味するという話はとても具体的。初めて「短歌」に触れる人でも自分の気持ちを詠めるようにと始まった連載をまとめた本なので、敷居はとても低くて入りやすい。小説やエッセイだけではない日本語の楽しさがわかるし、その世界に自分も入っていっていいのだとほっとした気持ちになった。

 後ろについている作品集には、投稿作品から生まれた歌人たちが並んでいる。さすがにこうやってすぐプロにはなれないとしても、言葉を使って感情と向き合う面白さと方法はこの本から学ぶことができる。

教祖さま、信じますの!  (2004-05-15)
短歌界の異端児・枡野浩一が、
親切ていねいすぎる文章で、
57577の世界へと読者を導く、
一見やさしそうで、ものすごーく奥が深い一冊。

目次のページにならんでいる言葉を読むだけでも、
ドキッとするような印象的な本。
初心者はもちろん、初心にかえって短歌を作りたい人は、
一度は読むべき本だと思う。

またQ&Aのコーナーでは、ここまで書いていいの?
なんでここまで書いてくれちゃうの?
と、読んでいる方が戸惑ってしまうくらい
踏みこんだ内容のことが書かれており、
枡野さんの人柄に、惚れてしまう読者も多いはず。

そうやって、親切ていねいに短歌の作り方を教えて、
最後の最後で、グサリと胸を刺す、あとがきが。。。

南Q太がイラストを手がけた、あざやかピンクの装丁、
黄色の帯は、本棚に飾るのも楽しい。

何度も、何度も読み返してしまう、短歌入門の名著。

むずかしいが、伝えたいことを、使いたいことばで伝える  (2004-01-12)
ぼくが、へたな短歌を作り始めるきっかけになった、自分にとっての革命的一冊。

それにしても、どうすれば、こんなふうに歌えるというのだろう。
投稿された短歌の新鮮さには、びっくり箱よりも、どぎもを抜かされた。
短歌という、こんな短い歌に、どうして、こんなにもどきどきするのか。
そして、どうして、こんなにも作者の才能に嫉妬してしまうのか。

ものすごく新鮮に聞こえる歌たち。
無防備なまでに、新鮮さをさらけ出す歌たち。
どんなにことばを知っていても、ここまで、心に響く歌は書けないだろうに。

おそらくは、生まれつきの何かがすでに、違っているのだろう。
だから、嫉妬してしまう。追いつけない才能に。

この本を読むと、ぼくは、自分にもできそうなことばと、自分も見たことがある情景、自分も感じたことがある感じ・・・がずらずらと並んでいるから、よけいに、とてもじゃないが、自分には、できそうもないっぜーと、思い知ってしまったのだった。

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