アイテム詳細
筑摩書房
グループ:Book
ランキング:94290
価格:¥ 840
発売日:2008-09-10
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人を送ることの重さと、遺された者の責任
(2008-09-20)
佐高信がこれまで接してきた「人の死」の中で、
彼なりの目で「気骨ある人」だった人だけを選んでいる。
沢村貞子、土門拳、藤沢周平、城山三郎……
いずれも、周囲に媚びず、自らの意思を貫いた人たちばかりである。
40人の人が取り上げられており、一人ひとりはそんなに長くないが、
淡々とした中にも充分に内容は深く、著者の真摯な心も伝わる。
単行本未収録だった「父への追悼記」が秀逸。
私も友人を亡くしたことがあるが、こんな文章は書けなかった。
遺された者はただ悲しむだけではいけないのだ。
そこを乗り越えて、遺志を継がなければならない――
そう思わせる一冊だった。

