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筑摩書房
グループ:Book
ランキング:18625
価格:¥ 840
発売日:1996-06
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カスタマーレビュー ![]()
プロフェッショナル
(2008-04-20)
自分が子どもの頃出会った先生方、自分の子どもが出会った先生方、その中にどれだけ「プロの教師」がいただろうか。
全ての教師、教員はこの本を読むべきだろう。そして、職業人として良心、教えるプロフェッショナルとしてのプライドを再認識すべきだ。
説得力が欲しい
(2008-03-20)
大村はまさん、いろいろな所で良い評判を聞きます。
ここのレビューでも好評価ですが、自分はハードルが高く
なっていたせいか、今ひとつでした。
理由としては、本書が講演で述べたことの書き下ろしな
ためか、教育現場の欠点や陥りやすい部分を酷評して
いるものの、根拠がうすい。きちんと論理だててなく
経験論から話しているため、説得力に乏しい。
また、その経験も半世紀以上も前の教育現場でのものなので
現在とかなり違いがあるかと。
「よくいい人ということを誇りにするかたがあるのですけど、私はそんなことを誇りにすることはおかしい
ような気がします。悪い人ではたまったものではないと思います。」と著者は述べている。
いい人でない=悪人か?いい人誇りにしたらいけないの?なんで? これはほんの一例。
上記のようにつっこみたくなる箇所が、わんさかありました。
なんか読んでいて、ただのおばちゃんのぼやきじゃねーか?って思いました。
姿勢を正す 思い
(2008-01-10)
緊張します。刺激的で身が引き締まります。教職についているわけではありませんが、人に接し、何かを伝え、そうしてもらいたいと、目的を持つのであれば、心に響いてくるはずです。
子ども、社員、教育、見直すことがたくさんあります。「若いときにしておいてよかったと思うこと」、ささやかですが日誌にコメントを残します。このレビューを書くのもその一つのように思えます。出会いに感謝、一つ成長できました。
世界が輝いて見える授業
(2005-09-05)
〈国語の神様〉大村はま。 国語教師。単元学習という新しい世界で生きた子どもたちの姿はまるで、木の成長をみているようでした。
読んでいて、この本に出合えた喜びに震えるほどでした。
ぜひ、大村はま先生の授業に触れてみてください。
読む前までいた同じ世界が輝いて見えるかもしれませんよ。
冷徹なまでの職業意識
(2003-11-26)
戦前の高等女学校を皮切りに、50年にわたって高校・中学で国語を教え続けた著者の講演録。
具体的な授業の方法を紹介している部分は少なく、教師に必要なことは何か、ということが語られる。
意外に思うことも多い。
黙読しているときでも唇が動いている子供、声帯が動いているはすぐに世話をしてやって「黙読」できるようにしてやらないと、早く読めるようにはならないという。最近は声に出して読むことがはやりだが、「黙読」は「黙読」として必要であり、トレーニングしなくてはできないことなのだ。
しかも「小学校一年のうちに絶対に直さないと、時機おくれになります」(p41)と言っている。
年齢が低いうちの訓練が重要だ、とうことは、大脳生理学者の言葉を引いて、「中学時代につかなかった癖は、永遠につかない」(p61)とまで言っている。
新聞などでは、いつまでも教え子の心に残る教師を理想としているが、この本では逆に、「わたしの受け持った卒業生は、「先生のことを忘れない」と言ったこともないし、また私も忘れてほしいと思っています」(p70)と言い切る。そしてそう言う理由も、納得できるものだ。
もう一つ。「子どもに自分がむいているということ、子どもが好きだということは、とてもマイナス面が多いということです」(p91)。さあ、この言葉をどう受け取る。教師の仕事は「子どもともに幸せに暮らすことのみ」ではなく「子どもを一人で生き抜く人間に鍛えあげること」(p93)だというのである。
こういう視点は、プロ教師に近い。
子どもに対して、愛情にあふれているというよりは、むしろ冷徹なのである。
「一生懸命子どもを教えれば必ずできるようななるなどというものではない。教室はそんななまやさしいところではありません」(p104)
評論家や新聞記者のまき散らす幻想とは無縁である。
後の方でも、「努力すれば、どんなことでもできる」という言葉を明快に否定して、「そういうことはないのです。努力してもできないことは、山のようにあるのです」(p212)と言い切っている。
全体としては教師に対して非常に厳しい本である。世の教師の職業意識の低さを繰り返し批判している。
しかし、この本、新聞の教育欄でしたり顔であれこれ言う人たちは、読んだらどう思うのだろう。ああいう人たちは、自分に都合の悪いところは目に入らないんだろうな。

