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筑摩書房
グループ:Book
ランキング:50210
価格:¥ 777
発売日:2006-12
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金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か (ちくま新書)
カスタマーレビュー ![]()
世界がわかる歴史的な視点
(2008-11-09)
金融についての概説がよくまとめられていて非常に勉強になった。特に歴史的な視点での記述が多くなるほどと思い直すところが多かった。その一方でこの本は2006年に出版されているが、米国のサブプライム関連の問題を軽視するかのような記述も見られる。その点では他の類書や評論と同じ失敗をしていると言える。
世界金融の動きが少し理解できた。
(2008-10-26)
この本は、’07年6月終わりに読んだのだが、経済音痴の小生だったので、読んでおいて、本当に良かったと、今まさに実感している。
さまざまな経済ニュースの裏にある大きな潮流
(2008-05-18)
ファンドが金融を動かす。ドルの覇権が凋落し、ユーロや新興国の地位が高まる。社会と調和しない「市場原理主義」は壁にぶつかる。邦銀は、収益を生む体質になっていない。
サブプライムローン問題の表面化前に書かれた本書ではあるが、金余り、資源高、金融のボーダレス化が急ピッチで進み、金融経済が実態経済よりも数倍も巨大化した現代の金融をめぐる状況が良く整理されている。
特に、ドル覇権の時代が徐々に終わりつつあるという点は非常に納得間がある。サブプライムローン問題の後、その傾向はさらに顕著となっているように思える。その意味で著者の分析は妥当なものだと思う。
現代金融の潮流を知るには最適な本。テーマも6つに分かれており、読みやすいのでおすすめ。
お金から社会を見るということ
(2007-04-19)
社会を見るには様々な視点がある。政治や経済を通じて見ることもあるし医療や教育、安全保障といった切り口もあれば文化や芸術などを窓口にすることもある。本書は、それに加えて金融というお金の立場から現代社会を観察するという視点を紹介している。
6つの整理された論点は、それぞれ独立しているようで相関も強い。普段何気なく接しているお金が、投資行動や銀行、ファンドそして米国などの海外金融とどう関わっているかを再認識するとともに、それが自分の生活にどうフィードバックされるのかも考えさせられる。論点を整理するという意味でも貴重な書物だが社会との接点を説いた6章も印象的だ。
刻々と米国覇権が低下するという筆者の描写と、依然として米国を大きく映し出すメディアとの落差を、どう受け止めるか。米国金融の相対的地盤低下が真実ならば、それは軍事的・経済的な意味でも日本への影響は避けられない。本書はそんな問題意識も提起しているように思う。
お金の裏話
(2007-03-29)
普段、何気なく利用している通貨
お金は昔も今も未来も変わらず形として存在するのですが
その内面はまさに日々変化している印象を受けます。
欧州が通過をユーロに統一したように今後、東アジアでも共同体が進み通貨統一もありえる話に思えます。
そして欧州の島国、通貨プライドの高い英国がポンドを捨てれずに取り残された感があるのと同様に
東アジアの島国、日本も取り残される可能性があります。
米国は共同体を嫌い、そして日本には米国依存リスクが強いという理由で・・・。
読んでいて思うことは
ドルも円も、そしてユーロにもどこかで弱みがあって完全なる通貨はなく今後も有り得ないのだと感じる。
ドルと共に円が沈むシナリオがホントは仮説なのだが現実的でもある。
まるで不安ばかりの将来にも見えるが
最後のほうにある「投資立国への道のり」はまさに日本の進むべき未来であると確信する。
それも個人レベルで賢明なる投資家の育成が大事になっていくだろうし
より良い商品、より良いサービスを証券会社が提供するのはもはや至上命題である。
国家戦略としても世界最高の金融サービスを目指すべきなのではないでしょうか?

