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筑摩書房
グループ:Book
ランキング:98679
価格:¥ 756
発売日:2003-02
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カスタマーレビュー ![]()
「戦争」にこだわらず読むべき
(2007-09-30)
本書を読んでいると報道や情報と言ったものの本質に考えが及ぶが、その本質が明らかになる訳でなく、本質があるのかさえわからなくなってくる。特にインターネットによって個人が簡単に情報を発信出来る現在は、報道と言うものにあらたな意味付けが為されるうる過渡期で、これからどうなっていくかの予想を含めて、断定的に論じることは所詮無理だろう。
タイトルは「戦争報道」だが「戦争」にこだわらず読むべき著作だと思う。ポイントはあくまで「報道」である。また、何か結論を求めて読むべき類いのものでも無い。
戦争と人間とジャーナリスト
(2007-02-14)
「戦場がジャーナリズムを鍛える」ことが「常識」であるらしい。
著者自身は戦場へ行ったことがないが、戦場へ行ったことのないことに対して、コンプレックスを抱いていたと告白している。
しかし、現場経験がないからといって、机上の空論かというと、そうでもない。
むしろ、戦場に行くことを「誇り」とする、ジャーナリストへの疑問を投げかけている。
戦争報道関係の本はたいてい、現場のつらさを書き記したものか(中には無意識の自慢のにおいがするものもある)、権力者による戦争報道のシステムを批判するものだ。
どちらも対象は「戦争」か「権力」。
戦場で死ぬ人間と、戦場にいて報道する人間については言及していない。
それは「客観性」なのかもしれないが、ある意味自分という存在への「逃げ」のようにも感じる。
「戦争における、人間としてのジャーナリストの存在はなにか」という問い。
そしてそれを考えるのが戦場に行ったことのないジャーナリストから提示されているのが、実に興味深い。
きっと人間は、悲劇に近すぎても、遠すぎても無関心になる。
戦場に立ちながら、客観性を求めようとする、ジャーナリストの立ち位置はどこだろうか。
ジャーナリストと一般大衆のあるべき姿とは?
(2005-02-06)
報道と宣伝の紙一重であるジャーナリストの活動はどうあるべきか、どんな役割を持っているのかという事がハルバースタムの「戦争こそがジャーナリストの資質を発揮できる舞台であり、だからこそそこでジャーナリストの存在理由が問われる。」という言葉に答えるかのごとく、様々な人の戦争報道経験をみながらあるべきすがたを見つけ出す。
ジャーナリズムといえば「客観的」、「透明的」、「スピード」が理想という一般大衆の中の一人である自分にとってその概念がひっくり返された感じがした。
新書を読むのはやめられない
(2004-03-24)
ジャーナリストたろうとすれば一度は憧れる戦争の現場取材。その可能性と難しさを提示した一冊。参考にしている関連図書の多さと、それらの読み込みの深さには感銘を受けた。
最近雑多な新書が増えているけれども、こういう本があるからこそ新書を読むのはやめられない。
報道と宣伝、事実を判別する目
(2003-09-15)
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