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斎藤 孝

大和書房

グループ:Book

ランキング:55253

価格:¥ 1,260

ポイント:12 pt

発売日:2006-09

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カスタマーレビュー

考える力には4つの力が必要であり、14のトレーニング方法が…  (2007-04-28)
 本書は、考える力をテーマに著者独自のノウハウを惜しげもなく公開している。そのため、これまでに出版された内容と重複する箇所も散見されるものの、体系的にまとめられているので復習も兼ねて読む価値はあると思う。

 まず、考える力に必要な基礎力・集中力・アイディア力・聞く力の4つの要素を取り上げ、その上で具体的なトレーニング方法を14項目にわたって紹介している。特に、5章のトレーニング方法は有益である。また、4つの要素も豊富な事例でわかりやすく説明しているので、スラスラと読みながら容易に理解できるように配慮している。
 なお、本書で取り上げている方法の中には、既に実践していること、ないしは自分に合わない方法もあった。それでも、自分でも出来る項目を実行することで、考える力を伸ばすことができるだろう。少なくても、一読することで考える力を再構築し、より良い人生を歩むことができることは確かである。

 本書を通じて得た発見を、以下に一部列挙する。

・制限があることで、いま何を考えなければいけないかがわかる。制限を上手に加えることで、思考を進めることができる。
・一流の人は自分自身で自分に具体的な課題を与えることができ、それをクリアするよう努力し、検証して自分のものにするという技を習慣化して、身に付けている。
・考え続けていられるというだけで、考える力の質が高くなる。量が質に転化するからだ。
・大事なことは、ただ相手の話を聞いて、有効な情報をメモするだけではなく、そこに自分の考えや発想などを入れ込むことだ。相手と自分、半々ぐらいでメモを取ることができればかなり上級といえる。
・自己チェック機能をつける。具体的には、何を理解したかどうか、はっきり自分のものにしたかどうかを、自分で自分に問いかけて、答えることを繰り返すことでチェックする。

<考える快感>を求めて  (2006-12-16)
「速く、大量に、良質なアイデアを生む方法が満載!」
そんなキャッチコピ−に引かれて手にした一冊です。

 ◎考えるとは「チョウのように舞い、ハチのように刺す」こと。
 最初のペ−ジ、まさにつかみの書き出しです。
  「考える」=つながりを発見する作業
  <つながらなかったものがつながる快感>
 この独特の爽快感、充実感、達成感を味わうためのハウツ−が種々紹介されています。
   
 「老人力」に端を発して近年やたらに「○○力」という言葉を目にしますが、
 この著者も、「読書力」をはじめ、そんな造語に貢献している一人のようです。

 肩に力をいれず気楽に読み通せる一冊です。
 集中力をつけるつもりでお試しあれ・・・ 

考えるとは  (2006-11-03)
意外と面白いと感じた指摘が
「考えているようで、本当のところ考えていない」
ということである。

時間をいくら与えて考えるという行為をさせたとしても、
決して答えが見つかるわけではないということ。

本当に考えているという時間を作り出すための
「技術」を本書では見出そうとしている。

考える大切さを説く  (2006-10-14)
 本書で著者は考える大切さを力説する。得意分野であるマンガからの説明などは、著者らしさが光る。
 新規のアイデアは少ないように思うが、読んでいて読者を無理やり引き込んでいくあたりはさすがの齋藤節だと感心してしまう。
 心地よい巻き込まれ方なので、私はかなり好きである。

新規性不足  (2006-09-20)
やや新規性にかける内容だった。同じ出版社から出された、
「原稿用紙10枚を書く力」は当時としては画期的な内容に思えた。
しかし、現在は同じようなコンセプトの本は多数出回っている
こともあり、冒頭のような感想を抱くに至った。

中身にやや立ち入ると、氏が大学での授業で取り入れている
メソッドが取り上げられている。ビジネスに携わる立場からすれば、
どうしても内容が薄く感じられてくるのを禁じえなかった。

今まで、氏の本は一気に読み終えてきたのだが、
今回は残念ながらそうは行かなかった。
そろそろ旬も過ぎようとしているのか。

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