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ダイヤモンド社
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カスタマーレビュー ![]()
金融工学習得の「副読本」として使うとよい。
(2006-07-12)
ポートフォリオ選択、資本資産評価モデル、市場効率性の議論、金利と債券価格、オプション理論など、「個々の論点」に対する説明は丁寧である。数式は多いものの、それをカバーするだけの図解・説明が設けられており、その部分に関しては評価できる。
しかし、「NPV」や「IRR」など、ファイナンスに関する「基本概念」の記述が殆ど無い、また章立てに関して「体系的一貫性」が無く、ある論点が「突如降って沸いた」様に出て来るといった欠点が存在する。
(本書に対してマイナス評価を出した大きな理由である。)
以上の点を勘案すると、「別の金融工学入門書を一冊探して読み進め、その後に本書を副読本として使用する」のが良いと考える。
裾野を広げるための教科書
(2005-07-04)
金融工学の教科書。大学教養以上の特別な予備知識は仮定されていないので、とっかかりとして優れた本だと思います。金利や株価を考えるための理論的初歩を手軽に身につけたい人や数理ファイナンスの雰囲気を知りたい人にとっては「ド真ん中」と言える本だと思います。
数学に自信のある人や本格的に勉強しようという人には薦めません。大学のカリキュラムの数学の使用を制限して説明が行われているので、数学を駆使した説明に比べると読むのに時間がかかると思います。
わかりやすく解説してあると思います
(2004-08-15)
とてもわかりやすく解説してある本なのではないでしょうか。わかりやすく解説できる野口先生はさすがだと思います。ただ、統計の基礎を全くわからない人がいきなりこの本から金融工学を勉強する為に読むには難しいと思います。よって、ファイナンスの基礎的なことを勉強してから読むとすごくいいと思います。
読む人が読めば
(2002-09-25)
難しいことを本当にわかるように説明する。これが出きる人は本当に理論を理解している人。わかってる人の説明は得てしてわからない人のことをわかっていないためにぶっきらぼうに写る。いままで何冊読んでもわからなかったことや、もう少しでわかりそうだったのにもう一歩の説明が端折られていて理解を断念した部分が、この本によってすっきり解決した。他のレビューにもあるように確かに大学院のテキストなどで使うような専門書としては物足りないだろう。しかしそういうレベルを意識して書かれたものでないことは冒頭で宣言されている。そういうレベルの人はこの本にケチをつけるのではなくもっと難しい違う本を読めと言うことだ。
私はこの本は証券アナリストの試験勉強の理解が表層レベルに止まっている人にいま一歩踏み込んだ理解を導いてくれる、そういうシチュエーションにおいて5つ星の評価に十分値すると断言できる。
すごくいい本ですが・・・
(2001-11-10)
この本は、マートンの現代ファイナンスじゃ、ちょっと物足りないし、木島氏のファイナンス工学入門を読むにはちょっと知識が足りない人にいいと思います。
しかし、統計の知識がまったくなく、金融工学に関すること(ポートフォリオ理論、オプション理論など)をさっと学びたい人には、統計の部分がはしょってあるので逆に読みにくく、金融工学にアレルギーがでてしまうかもしれませんね。
ただ、他の本に比べると読みやすいことは間違いがないので、統計や確率の部分を他の本と併用しながら読むといいと思います。
確率論に関する知識がある人で数理ファイナンスをやりたいと言う人にはちょっと簡単すぎるかもしれません。

