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ダイヤモンド社
グループ:Book
ランキング:146406
価格:¥ 2,730
発売日:2003-02
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カスタマーレビュー ![]()
いろんな人に読んでほしい
(2004-04-07)
面白いです。
パラパラとめくっているうちに、読まずにはいられなくなりました。
たとえば、小見出しの、「金持ちと貧乏はほとんど存在しない(p162)」「賃金を抑えれば富は減少する(p184)」「まったく違う投機とギャンブル(p204)」「天然資源の量はコストに左右される(p214)」などなど・・・。
学生時代に読んでもわからなかったかもしれませんが、しばらく社会に出てみて、切実に知りたいと思った世の中の基本的なしくみを教えてくれます。経済学に詳しくない人(私のように)が読めば、世界の見え方が変わるんじゃないでしょうか。
若干、同じことが繰り返し語られるところ、それに勿論この「入門書」の内容だけですべてが正しく理解できるわけではない、という弱点はありますが。
経済学的に正しいことが政治的に正しい(支持される)とは限らない、という著者の嘆きにうなずいて、多くの人に読んでもらいたいと思う本です。
専門的でないことにこだわった良書
(2003-06-09)
通常の経済学の本と言えば、グラフや数式が並んだものを想像するし、その想像は間違っていない。
書店で手に取った時に、大抵の人はそのまま棚に戻してしまいたくなる類の印象を与えるであろう。
本書は、そのような経済書の常識を打ち破った点をまず評価したい。
数式やグラフがなく、かつ豊富な具体例で経済学の原則をわかりやすく解説している。
これまで経済学の本を敬遠していた一般ビジネスマン等には非常に有り難いことである。
著者はさらに、専門用語をできるだけ排除することにもこだわっている。
特に、日本語に直した時に難解なイメージになりやすい専門用語を排することは、ますます一般ビジネスマンにとって有り難いことである。
が、反面で、これ一冊で「経済学」を学ぼうとする!者には少々辛い。
学問や試験の場ではどうしても専門用語が必要となるが、それと本書で学ぶ概念を結びつける作業が不可欠である。
そういった意味では、本書一冊では「経済学」の知識としては完結させられない。
とはいえ、多くの人に経済学の世界・思考様式に触れられる間口を開いたという点で、本書は有益な書であると思う。
常識の誤りを正す論理の本
(2003-03-05)
教科書と言う名前がついているが、大学のテキストではない。一般の人のための経済的思考法の教科書である。
現実経済で政治家が話すことやマスコミで伝えられる常識がいかに誤っているのかを、いろんな国と時代の事例を使いながら、論理的に教えてくれます。目に見えないこと、インセンティブやトレードオフが決定的に重要であることがよく分かります。
景気や失業率などの現実の短期的な変化ばかりを追っていては、何度も同じ誤りを繰り返すことになると思い知らされます。
とにかく痛快です。

