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横山 秀夫

実業之日本社

グループ:Book

ランキング:5599

価格:¥ 860

発売日:2007-07-20

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カスタマーレビュー

プロットに無理がある  (2007-11-23)
「九谷エミ子が殺されたふりをして失踪すること」自体、設定に無理があるような気がします。新しい戸籍を買って別人になるならまだしも、暴力夫や義父から逃れるためであれば、わざわざこんなめんどくさい方法をとらずとも、事故死に見せかける方法はいくらでもあります。「策士策に溺れ」ているような印象を横山氏に受けるのは私だけでしょうか。
単純に考えても、自分が殺されたことになっていたら、医者にもかかれず(保険証がない)、住民票さえとることができません。そんな不便な人生を送るためにこんな回りくどい方法を考える人がいるとは思えません。
無理して複雑な事件に仕立て上げるよりも、単純でもいいので、人の琴線にふれるような小説を横山氏には期待したいところです。

一気に読める短編集  (2007-11-07)
 今が旬の横山秀夫。期待は裏切らない。『半落ち』で大ブレークしたが、著者の醍醐味は短編集で味わえる、と断言したい。
『動機』を読んだときの鮮烈さがここにある。
 全6編。「国家公務員」にからむ、それぞれの主人公の顛末。
 あえて1つ選ぶなら『口癖』。家裁調停委員の中年主婦、ゆき江。離婚調停に現れたのは、娘の高校時代の級友だった…。
 オチは、横山が得意とするところ。短編集では軽いジャブのようでいて鋭いダメージ。
 一気に読める短編集。

わかっていながら  (2007-08-29)
あまり同一作者を賞賛するのも憚れるが
やっぱりこの作者の短編集は「凄い」の一言。
シンプルかつ奥行きのある作品群は
まさに「筆力」の賜物。
常にハズレのない作家。
素直に脱帽。

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