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祥伝社
グループ:Book
ランキング:96498
価格:¥ 550
ポイント:5 pt
発売日:2006-03
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日本人に一番合った英語学習法―先人たちに学ぶ「四〇〇年の知恵」
カスタマーレビュー ![]()
明治に生きた先人に学べ☆
(2007-12-29)
何事においても、過去に生きた達人・名人から学ぶということは、とても示唆に富むことが多い。そして、「英語においての達人・名人から学びたい!」と思った時に手を出して欲しいのは、この本である。
そして、達人たちから抽出されたものとして「素読・暗誦・文法・多読」であった。この点は、納得がいく人も多いのではないだろうか。しかし、普通の一般人にとって、実際にやるとなるとあまりに単調な方法のため、工夫がないとやっていけないとも思う。そういった意味で、この本は実践的かというと、「本気の人」にのみYesと言える。語学を学ぶということは「ただならぬ努力」が必要不可欠ということを痛感させられた一冊。
日本の英語教育について、著者は述べているが、それに関して、あと一言だけ付け足す。「アンチ・コミュニケーション主義」の立場の著者であるが、頭ごなしに、「素読・暗誦・文法・多読が大切なんだ」と言っても何も、解決にはならないと思う。コミュニケーション主義を「左側」の先端だとしたら、この著者の主張はあまりにも、「右側」すぎる。現代では、両者のバランスが、必要なのではないだろうか。
元気づける本
(2007-11-27)
英語の達人たちの意気込みが伝わってくる。CD,DVDのない時代の方が真剣に勉強していたと思う。今の日本人は恵まれ過ぎていて、やる気がないのかも。個人的には、より実践的な、次の本がおすすめです。「英語と日本人〜なぜ英語ができない〜」(船田秀佳、折登洋著、英友社)。日本人の国民性にまで踏み込んでいるので大変面白いです。
江戸の英語通詞の覚悟は「英学成らざれば切腹も辞さず」だったそうです(感涙)
(2007-08-24)
斎藤氏のおっしゃる「弛まぬ反復による『型』の習得」は、「日本人に合っている」のではなく、「これしか道がない」と言った方が正確かと思います。ドイツ人やオランダ人が立て板に水のように英文を出せるのは、彼らの母語の「型」が英語と極めて近いからです。語順を調整して単語を翻訳すれば八割方「通じる英語」になります。単語の近似性は極めて高いが「型」においてゲルマン語ではないフランス人やイタリア人は英語を操る際にゲルマン語グループよりも多少苦労します。いわんや日本人においてをや。
数千の単語をアクティブに操り、一万の単語を瞬時に識別する能力が容易に身につくはずがありません。少ない単語数でこと足りる、と主張する人もいますが、少ない単語を縦横無尽に操れるのであればそれはそうです。しかし話し相手の単語数が自分のそれを遥かに上回る場合はどうするのか。全ての単語をいちいち聞き返すのか。嫌がられずにそれを出来るのであれば、それは語学力ではなく人間力の領域です。
昨今は「会話力」が強調されますが、会話となれば、「聞く」力も要求されます。実は「聞く」方が大切です。聞けなければ反応のしようがない。聞く力さえあればそれに対する反応は雄弁でなくとも良い。しかし「聞く」のは大変ですよ?次々と猛スピードで音韻体系の全く異なる音声が流れていくという世界ですから。
多くの日本人が、斎藤氏のおっしゃるように「英語に対する認識が甘い」というのなら(子供から始めれば上達が速いとか)、それは英語云々の問題ではない。現実認識力全般の問題です。実は斎藤氏が最も苛立っているのもこの部分ではないか。要は「『現実』を舐めるな!」とおっしゃってるんですね。しかし「英語」の周辺には幾層もの「妄想」という苔が生い茂っています。人間は妄想が大好きです。「現実」の声は「妄想」を打ち砕くことが出来るのでしょうか。最後に、若い南方熊楠、ハンサムでビックリ。
学習法を説いた本ではなく、英語学習の歴史ですね。
(2007-02-25)
英語を勉強したいけれども、情報が多すぎて一体何から手をつければいいのか・・・
と思い、タイトルに惹かれて購入してみました。内容としては、明治時代に優れた英語
力を身に付けた人々がどのような学習をしていたのか、というものでした。
このページの「商品の詳細」「すべての項目を見る」でこの本の目次を見ることがで
きますが、そこにあるように結局は「素読・暗唱・文法・多読」が大切だということが
結論でした。私はもっと具体的な内容を求めていたのですが、この結論であれば、本を
読まなくても目次を読むだけで良かったです。
ただ、純粋に英語学習の歴史としては興味深かったので、星3つにさせて頂きました。
まさにGREAT!
(2006-05-30)
まさに「すばらしい!」の一言に限る!
挙げればきりが無いのだが、かなり日本の英語教育に対し、辛口の発言がある。
例えば、「生徒が文法無視でしゃべることによって助かるのは、じつは教師のほうであって、生徒ではない。つまり、文法無視でしゃべらせることほど、教師主体で身勝手な教授法はないのである。」(P87)なんて、教師や教育委員会、文部科学省の役人たちは肝に銘じておいたほうがいいだろう。
他にも、”低級な「英会話」ごっこ”、”「バイリンガル」は幻想にすぎない”などなど、「そうだ!よくぞ言ってくれた!」のオンパレードである。
子供に英語を習わせようと思っている親、英語を学習中の学生(中学生以上)、現場の教師達その他もろもろ英語に興味があったり、関わっている人全てが、この本を読んで絶対損はない!断言できる。
(教育委員会や文部科学省の役人は絶対読まないだろうな)
この本1冊に内容が凝縮されてぎっしり詰まっているので、ある意味、1冊なのがもったいないくらいだ。この本の内容だけで、2,3冊にしてもいいだろう。
ただ1点だけ残念なのが、本のまえがきで、英語関連業界、英語産業、政治優先の語学行政などに触れているが、ただ触れるだけでなく、教育関連の実態(教育関係者の天下りの実態)について、もう少し詳しく書いて欲しかった。
文部科学省や教師など教育関係者の天下りなんて、テレビではほとんど扱われないので、いい機会だと思うのだが。
ぜひ第二弾を出版して欲しいものである。しつこいようだが、買って損は無いぞ!(笑)

